ライトチューニング


 ライト・チューニングとは、文字通り「ライト」関係の改造である。
 昔からライト関係の改造は好きでフォグランプを追加したりは頻繁にしていた。
 エスティマに関しては特に何もしていなかったが純正のフォグランプが暗いのには閉口していた。
 これは購入前から言われていたことだが前照灯がディスチャージャーで明るいためフォグランプを点けてもほとんど効果がない。
 更に、フォグランプは白色であるため、前照灯に消されやすい上、霧や雪の時にも効果が低い。

 以上の点からフォグランプの交換を行った。
 純正でついていたフォグランプの球。
 HB4型といわれる単一フィラメントのハロゲン球である。
 白レンズに白の球が入っていた。
 55Wだった。

 交換作業は若干の手間が必要だ。
 まず、車の下に潜り込みフォグランプの裏を見えなくしているプラスチックカバーをはずす。はずすと言っても全部はずすのは大変なので最低限作業に必要な空間を確保する程度にしずらした隙間から行うことにする。
 今回は片側3カ所のねじをはずして作業をした。
 交換してみたところ。

 使用したバルブは『VESTEC』の『ハイパワーカラーバルブ オレンジ』というモノ。イエローもあったのだが一般的だし、第一、高速道などで使用されている「ナトリウム灯」がオレンジだ、という訳のわからない理屈でオレンジを採用。
 純正時の写真がナイので比較できないのが残念だが明らかに「オレンジ」色になった。
 しかし。
 写真では結構遠くの方まで照らしているように見えるがこれが車内からみると「暗い」。一応90W相当のバルブなので明るくなっているはずだが色が変わっているセイもあり、大きな改善はみられない。
 当然、前照灯を点けるとそれにかき消されてついているのかどうかすらわからなくなってしまう始末。

 しかし、当初の交換の目的にもあるように、今後スノボなどに出かけるときに雪に降られる可能性は結構高い。そんな時に黄色のランプが無いと危険なのでその意味では本来の「フォグランプ」としての効果は期待できるのではないだろうか?
 実際の使用実績は今のところナイ・・・
 次に行ったのは、サイドウィンドウのウィンカーレンズの交換。
 そもそもエスティマを買うときに「L」と「T」から「T」を選択したのはリアのウィンカーレンズがクリアーだからである。
 クリアレンズ自体も好きなのだがリアコンビランプのウィンカーの内側にバックランプがあり、「L」では違和感があるからだ。
 そして、この「クール」な感じを更に強めるためにクリアウィンカーを装着する事にした。
 交換前。
 フロントのウィンカーもクリアレンズの中に格納される形なのでサイドウィンカーのオレンジレンズが目立つ。
 これをクリアにしたら綺麗だろうなぁ・・・
 という訳で、クリアウィンカー・パーツを購入。
 4000円の出費。
 高いか安いか・・・

 ちなみに、JZS160/161にも適当らしいよ(→誰か)
 取り外しは簡単。
 工具もいっさい必要なし。
 左右に留め具のあるプラスチックの台座がはまっているだけ。
 手でこじれば簡単にはずれる。

 カプラーは簡単にはずれるので球を取り替える。
 純正状態では白色球が入っているのでオレンジ球に交換する。
 これを白色球のままにしているとまぶしすぎるし、そもそもウィンカーにならない。(ウィンカーは赤またはオレンジと決まっている)
 オレンジ球は同梱されていた。
 交換完了。

 かなりクールなイメージになった。
 ボディーカラーが白ならもっとクールな感じになるのだろうか。
 このボディカラーなら純正レンズを塗装してブラックアウトさせてみてもいいかもしれない。気が向いたらやってみよう。

 簡単に交換できるので気軽なチューンではないだろうか?

 まさに「ライト」チューン!