3D CG No.19 「アンダーパス」

「アンダーパス」とは、線路や道路を地下道の立体交差でくぐる構造の事。
会社の仕事でこのアンダーパスの解説をする事がありその時の「素材」としてこのCGを作成した。
いろいろな角度や段階でレンダリングを行い、プレゼンテーションを行った。
「わかりやすい」と、なかなかに評判であった。

現在も改良・形状追加を行っているので近い内に最新作品をお届けできると思います。

各CGをクリックすると拡大サイズ(SVGA)のCGが見られます。

 この半透明黄色の部分か今回検討対象になった計画道路である。
 この道路を作成するために既設の軌道(中央に走っている線路)の下をアンダーパスで通過する事になった。軌道下は電車を走らせたまま施工できる特殊工法(アニメーション1)を採用した。
 アニメーションを観てもらえばわかるが、この工法のためには左右に穴(縦坑)が必要。軌道の左右にある赤い穴がそれである。
 少し離れて観てみました。
 上の方にあるマンションが唯一まともに造った建物。
 地図を元に家を作成していったので配置自体は間違っていないが、細かい形状などは気にしていない。当然、窓なども配置していない。
 周囲にはもっとたくさんの家があるのだが、現状ではここまでしか作成していない。
 上の絵から「計画道路」の部分を取り除いてレンダリングをかけた。多少、すっきりしている。
 上の絵を反対側から見たところ。

 マンションの入り口の前に並木があるのがよくわかるアングル。
 特に難しいモデリングは無いのだが、何せ数が多い。
 家なんかも同じものを並べれば簡単だが、それではなんだか現実味に欠ける。
 ということで、それぞれ別個にモデリングしていくのだが・・・現地で撮ってきた写真を元に。これが大変な作業。
 めんどくさいのだ。
 上のCGを作成してから、絵が若干寂しいので右のようなマンションを作成してみました。
 このマンションも実際に存在するモノを写真からモデリングしてみたモノ。
 1Fのモデリングが完成作品とは若干異なっていますが・・・(^^;
 このCGレンダリングをするだけでも1日以上かかっています
 で、これが上のマンションを風景の中においたところ。
 両側から見た分で2枚作成してみました。
 このCGをレンダリングするのに1枚4日間ほどかかってしまいました。
 こんな絵を作成する場合には細部に凝らずにバランスよく作成しないとレンダリングに時間がかかってしょうがない。
 その辺のテクニックも勉強していかないといけないところですねぇ。

 後は地面とか木とかの質感を上げる勉強をしなきゃね。
 それと、車とかのパーツを置いてみたりしてみたいなぁ。
 上のCGを作成した時から約4ヶ月後、仕事の関係で再度CGをリファインする必要が発生。
 ちょうど使用している3DCG作成ソフト「シェード」のバージョンが「R4」から「R5」に変わった時期だったので勉強し直しながら作成してみました。
 前回作成したアニメーション1はルーフ推進の説明的なモノでしたが、今回はその後の行程に当たる函体推進部分(アニメーション3)を作成しました。
 シェードで作成した短いアニメーションをアドビのプレミアで繋いでいます。
 デモンストレーション用に作成した完成予想ムービー。(アニメーション4
 4ヶ月前のデータを用いて作ろうかと思ったのですがデータ量が多すぎて断念。
 一から作り直したモノです。
 シェードR5でうれしい機能追加として影付きスキャンラインがあります。レイトレーシングのような微妙な表現や厳密な反射・陰影処理はされていないものの、十分鑑賞に堪えうる品質だと思います。


アニメーションを観よう!
■ アニメーション1 ■(1069KB)
■ アニメーション2 ■(729KB)
■ アニメーション3 ■(784KB)
■ アニメーション4 ■(920KB)
モデリングデータのダウンロード
(788KB
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