3D CG No.15 「百円ライター」

これは、会社の人がCGで「ジッポーのライター」を作成しているのを見て
「ZIPPOよりも上等な百円ライターを作ってやる!」って言って作り始めたのがこれ。
細部はちょっとおかしな所もあるけど、まぁ、こんなモンでしょう。

各CGをクリックすると拡大サイズ(といってもVGA)のCGが見られます。

 100円ライターの全景。とりあえず、大理石調の台の上に置いてみました。
 細かいとこまで観ると粗は出てくるのですが、「ぱっとみ」は”らしく”出来ていると思います。実際に100円ライターを入手(後輩が持っているのを奪い取った)して、定規で一つ一つの寸法を測りながら作りました。よって、モデリングデータ上で表されている寸法はまさに現実の100円ライターの寸法。
 こうして作ることで、バランスを失わず、現実味を出すことが出来ます。

 苦労したのは表面材質。ガスの入る部分のクリアの表現をどうするか、試行錯誤の連続でした。
 変なところにこだわるのが私の信条。
 今回は「ガスノズル」。通常は金属のカバーで覆われ見えることのない部分ですが隙間から「チラッ」と見えたりするのが美しい。
 そんなわけで、実際にライターをばらして一つ一つの部品を作り込んでみました。
 もちろん、炎の強弱を調整するつまみも動きますよ。
 ライターのおしり(?)です。
 なにかよく判らないけれど、厚みのあるプラスチックで出来ている様な感じでしょ?
 ・・・どう?
 最後に、少し現実味を出すためにエキストラを用意してみました。
 2次元の自由曲面にテクスチャマッピングを施して、その上にライターを置いてみただけなのですが、上の方にある「大理石」バージョンよりも格段に現実味が出ました。
 大事なのはいつも「縁の下の力持ち」なんですね。ウン。
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