CGイラストのページ1 2000/06/23


全身像

 さて、イラストレーターを勉強していく上で、題材に選んだのは「鉛筆画のページ」にアップしてある2番目の作品。
 かなり線が複雑で「大変そう」と思ったが、最初にある程度難度の高い物を作るのはツールや技術に対する問題点を発見するのに有効だと考えている。

 実際には、これ以外には使えそうな作品は人物画しかなく、さすがに、いきなり人物画は無理があると判断した苦し紛れの判断である。

 

 作業手順としては原画をスキャニングしてBMP画像にする→なぞる→色を設定する

 これだけ。

 言葉にすると簡単なんだけどね、なかなかうまいこといかないんですよ。

顔部分

 頭部のアップ。

 頭部と、左肩の部分ではグラテーションによる質感の表現にチャレンジ。

 額のクリスタルみたいな物はなんかきれいな感じに仕上がっているが、それ以外は…
 実際にやってみて分かったことですが、グラテーションしたい範囲を作成してグラテーションメッシュを作ろうとするとそのメッシュのはいる方向は何らかの条件によって決められていて、変更することも出来るがなかなかうまいことは出来ない。
 この問題を解決してやろうと2・3日徹夜をしたがうまい解決法が発見できなかった。
 最初にメッシュのはいる方向が指定できれば良いんですけどね・・・

肩部分

 上に挙げた以外のほとんどの部分はアニメ的な色の使い分けによる質感の表現を練習。

 この方が思い通りの結果を得ることは出来るが表現力に乏しい様な気がする。
 それは「センス」の問題であることは間違いないのだが・・・

 

 ここまででは、髪の毛(みたいな訳の分からないもの)と推進剤の噴射炎が処理されていない。難しそうな物は先送りしていた結果である。さて、困った物だ。

 ま、ぼちぼちやるべ。

FAM完成
 一応、完成品とします。

 あ、髪の毛(みたいな物)描いて無いなぁ……ま、いいや。
 推進炎は「チョーク」ブラシを作って適当に描いたからくちゃくちゃになってるけど、そう見える事にしといて下さい。

 背景は宇宙空間にして、「水の星」といくつかの恒星を配置してみました。
 「水の星」にはわずかながら陸地がありますが、あまり良い星ではなさそうですね。

 そんな話はさておき、いろいろと技術を勉強したので、次はもうちょっと真面目に描いてみよう。

 では、次回作で。 

2002/07/28 11:22:27;88788;hj3t-kni;RETR;ok;/freeaddr/tk/art/2d_cg/room0112/2d_color4.htm