2.曹洞宗K寺の水子地蔵。

 祭壇中央の水子地蔵は、右手に錫杖を持ち、左手に衣にくるんだ子どもを抱き、肉付きのいい子供2人に足をつかまれている。水子地蔵の典型的な形状である。下段の水子地蔵も手足どこかに子どもが付いた「賽の河原型」である。
 その左右には最初に預けられたという通常の形状の地蔵と、幼顔の3頭身の水子地蔵4体がある。この「幼顔型」もよく見かける。

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