42.高野山真言宗K寺の水子地蔵

 奉納地蔵は全高約45cmの舟形で、礎石の左面に請願、前面に施主名と出身地、右面に番号が彫られている。最後の番号145番が1992年の建立であり、以来2年以上増えていない。これは住職が会社勤めで寺の活動が休眠状態のためである。
 請願は「水子地蔵」が最も多いが、「子安地蔵」「先祖代々」「繁栄地蔵」「家内安全」「交通安全」、個人の法名等もある。住職の母によると、「先祖代々」も水子供養を志しているものだが、目的を隠している。価格は1体6〜7万円である。

 

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