意思表示
平成14年10月作成


意思表示(イシヒョウジ)とは
意思表示とは、人が一定の法律効果を欲する意思を外部(他人)に知らせる為、表示する行為の事で
一般的には言語文字にて明示されるものだが、身振りや沈黙など黙示的になされる場合もある
『買いたい』『売りたい』『譲りたい』『譲ってもらいたい』などなど上げたらキリが無いくらいあります。

例えば、一般的に売買契約などは書面を通して行なわれるもので、この場合契約にかかわる両者は、
書面にて売買の意思表示を明示したことになる。
もう一方で、コンビニなどの場合、購入意思がある者がレジに買いたい物をもって行き、売却意思がある者が
レジにて購入者を常に待っている。
この時にはお互いに『これくださいな』(最近めっきり耳にしないな)『はい売りましょう。』とわざわざ口に出して
言ったり、ましてや契約書を交わしたりしなくてもちゃんと両者の意思表示どおり売買契約は行われた事になる



それでは、次に意思表示の成立過程(意思表示がなされるまで)を説明します。


意思表示の成立過程
1.動機 ある動機(条件)によって法律効果の発生を目的とする
 (例えば、買いたい物を目にするなど)

2.効果意思 動機によって発生した法律効果を持つ意思を外部に表示しようとする
 (例えば上の買いたいものをマジで(心の中で)買おうかな〜と思う事など)

3.表示行為 動機を効果意思を経由して法律効果を外部に表示する
 (買いたい物を手にとってレジへダッシュ!)


めでたく意思表示成立




もっと細かく言えば法律的には意思表示の本体(法的に解釈する核の部分)が成立過程のどこにあるかが
重要だそうです。
わが国Japanでは、意思主義になっているそうです。
意思主義とは成立過程の2番目”効果意思”が重要とされているとの事だそうです。
どうしてかと言うと第3番目の表示意思には錯誤や脅迫などの”意思表示の欠缺”(イシヒョウジノケンケツ)がある為、問題がある場合が有ります、その為法律行為への安全性を持たせているわけです。

意思表示について色々と描いていましたが、正直言って非常に奥が深いです。私の皺の無い脳みそでは
ここいらが限界です。
これをご覧になった方は『ふ〜んそうなんだ』程度にしておいてください。




以上法律の素人である管理人が少なく古い資料を駆使して調べた結果です。
これを鵜呑みにするのは危険ですのでやめましょう。
そしてご覧になったプロの方ご指摘がございましたら、
お手数ですがメールなどいただけると助かります。

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