カイエ・テオロス99/01 CAHIERS DU THEOROS 99/01

テオロスフォーラムのニュースレター〈カイエ・テオロス〉第1〜13号を一冊にまとめました。
劇評・アヴィニヨン演劇祭非公式ガイドなどを掲載しています。

A5版228頁
定価1500円(本体1429円+税) ・送料込

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内容

〈連載〉
◇ 断章1-11

◇ アヴィニヨン演劇祭非公式ガイド 01-11

◇ テオロス辞典01-06

◇ あんとらくと

  プロスペール・ディスを迎えて
  『言葉と舞台』
  『ベルナール・ドルト、ある特異な演劇人』
  『文化のお金』

〈劇評・座談会〉
アルパゴン、消費社会のドン・キホーテ−サヴァリ演出の『守銭奴』をめぐって 〈パリ、国立シャイヨ劇場〉

サハラのアンチゴーヌ −ソチギ・クヤテ演出、マンデカ劇団(マリ)

リズムの祝祭 −ボラス・スペック演出『血の婚礼』〈シアター・オリンピックス 静岡グランシップ中ホール〉

座談会 軋む現代 −ラヴォーダンの『小市民の結婚』〈静岡グランシップ中ホール〉

『小市民の結婚』聖書とバール

悲劇と喜劇、そしてファルス −ジャン=ルイ・ブノワ演出『ヘンリィ五世』〈アヴィニヨン演劇祭'99 教皇庁中庭〉

アヴィニヨンにこんにゃく座を訪ねて−林光作曲、加藤 直演出『セロ弾きのゴーシュ』〈アヴィニヨン演劇祭'99OFF フュナンビュル劇場〉

座談会 浮遊する島、脳の世界 −ピーター・ブルック『ザ・マン・フー』〈世田谷パブリックシアター〉

男は父親の息子に「なる」 −オリヴィエ・ピィ『お芝居』〈シアター・トラム〉

秋のニューヨークの秋

誰にも待たれなくなったゴドーのために −ふたつの『ゴドーを待ちながら』〈セシオン杉並、東京FMホール〉

退屈だったスカスカな身体 −ジョゼフ・ナジ『ヴォイツェック』〈シアター・トラム〉

子供のいる劇場 −ベノ・ベッソン演出『鹿になった王様』〈パリ、国立シャイヨ劇場〉

旅のモーツァルト、モーツァルトへの旅  −シャトレ音楽劇場『ポントの王ミトリダーテ』〈パリ、市立シャトレ音楽劇場〉

音楽と声  −音楽劇『ソウル市民1919』

センチメンタルなユビュ −結城座糸あやつり人形芝居『ユビュ王』佐藤 信演出〈谷中、ザ・バスハウス〉

二〇〇〇年・アヴィニヨン演劇祭滞在記

「明晰ならざるもの…」 −ジャック・ラサル演出『ガリレイの生涯』〈パリ、コリーヌ国立劇場〉

ことばを奪われた「女たち」の挽歌 −ク・ナウカ『王女メディア』宮城 聰演出〈青山円形劇場〉

カルチエの記憶、記憶のカルチエ 二〇〇〇年パリ日誌

男の妄想と女の現実 −鐘下 辰男演出/松田 正隆作『ここで kissして』〈東京芸術劇場〉

誰が病を判断するのか−OM2の『K氏の痙攣2』〈横浜、テアトル・フォンテ〉

修辞の誘惑−渡辺 守章『シラノ・ド・ベルジュラック』〈世田谷パブリックシアター〉

南洋の神話−『南洋くじら部隊』と『あいだの島』〈ザ・スズナリ/シアター・トラム〉