2001年12月7日

おかげさまで18000ヒット達成いたしました

特急はツリカケ、急行はWN駆動!近鉄橿原線の名優達

ずばり!近鉄18000系(形)特急車です。1965〜66年にかけて、京都〜橿原神宮前間の当時600V区間の特急用として、ツリカケ小型車モ600形の主電動機を流用して2両編成2本が製造されました。「近鉄特急」といえば既に「ビスタ」「エース」「あおぞら」が代名詞となっていたが、全区間平坦線ということで前代未聞の「固定窓有料」のツリカケ特急が誕生しました。車輌限界の関係で「細面」も特徴的な、近鉄特急の異端児です。高速性能維持のため全電動車!、しかも600V時代112KWだった主電動機出力は、1500昇圧で145KWになりました。といっても拙者も、こう文章で書かれても、余りピンと来なかったが・・・幸運イヤ不運にもたった1回の乗車機会(橿原神宮前⇒西大寺)でその「激走」ぶりに度肝を抜かれてしまった。残念ながら駅間で撮ることも、再度その激走を味わうことが出来なかったのです。

18000系ツリカケ特急と、近鉄初の量産新性能(WN駆動)車800系急行の競演!

細身の車体に、特急マークが誇らしげ。片や、雨に濡れた艶のあるオデコが美しい。

1976年8月3日     橿原神宮前

アサヒペンタックスSPU SMCタクマー35ミリF3.5  KR


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