表示がおかしい場合はこちらをクリックしてください。
文字を設定する場合はこちらをクリックしてください。

信楽高原鐵道
2/3
地図を表示

 桑名と言えば、三岐鉄道北勢線。そしてメーデーと言えば、恒例の小中学生の通学風景だ。
 というわけで翌朝、穴太〜東員間に立ち寄って、信楽高原鐵道に舞い戻る。

中学生と北勢線 中学生と小学生
せっかくなので北勢線の写真を。
タイミングよく電車と並走する中学生たち。
珍しく小学生と自転車通学の女子中学生が交錯。
走りにくそうな中学生を見て、小学生最後列から「こら〜道を空けろ!」と声がかかる。さすが上級生と感心。

 午前中の撮影は、貴生川〜紫香楽宮跡に絞り、まずは小野谷信号所跡の近くへ行ってみる。
 ただ、うまく線路端へたどり着けず、そこはあきらめて貴生川寄りの大カーブで、530Dを撮る。

信楽〜紫香楽宮跡間の大カーブを行く


切り通しを行く
 返しの529Dは、国道から庚申山へのハイキングコースに少し入った跨線橋で撮影。
 後で調べてみると、そのハイキングコースで広徳寺の展望台まで登れば、眺めがいいらしいので、次の機会に行ってみたいと思う。

 再び大カーブに戻り、532Dはカーブの外側から。

大カーブの外側から


小僧姿の看板
 軽い昼食を雲井駅でとって、玉桂寺前駅へ行ってみる。
 カーナビを頼りに駅を目指すが、あと200〜300メートルという地点でブレーキ。
 確かに玉桂寺はこちら、とばかり、小僧姿の看板も指差しているが、先を見通すと、どう考えても車は通れそうもない。
 やむを得ず、邪魔にならないよう近くの路肩に車を置き、大戸川を渡る534Dを撮る。

大戸川を渡る534D

 その大戸川の橋梁は、近づいてみると、とても華奢なコンクリート橋である。そこに『登録有形文化財』の銘板を見つけ、「この頼りなげなコンクリート橋のどこが文化財なんだ?」と、どこかに説明がないか探してみても、見当たらない。
 後でウィキペディアで調べてみると、1954年に架けられたこの橋は、長スパンのコンクリート橋のさきがけとして文化財に指定されたそうで、今さらながら見直した次第。

大戸川のコンクリート橋 登録有形文化財の銘板
見るからに華奢なコンクリート橋。
それでも半世紀以上、現役の橋である。
青色の登録有形文化財の銘板の隣には、製造銘板もあって、確かに昭和29年竣工と書かれていた。


戻る 次へ
ローカル私鉄紀行目次へ
表紙へ

 本文のフォント(文字)を設定できます。

 大きさ→

 行 間→

 濃 淡→