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茨城交通
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 茨城交通もまた、駄菓子さんが担当する東日本への越境取材である。
 その名目は、朝のキハ20形3連の様子を見ること、日本で唯一残るキハ11や、日本初のステンレス車ケハ601形の廃車体を見るというものであった。
 やはり翌日の東京日帰り出張の予定にひっかけ、前日の定時後神戸を出て水戸に泊まる。しかし、さすがに夜遅かったので、翌朝少々寝過ごしてしまい、勝田駅に着いたのはもう8時近かった。
 既に入線していた8時5分発の茨城交通111列車は、予想どおりキハ20形の3連。編成の両端は旋回窓のついた寒冷地型キハ22で、得もいえないムードを醸し出している。
 車内はこれまた予想どおり学生たちで一杯。そんな学生たちと一緒に列車に揺られ、那珂湊のひとつ手前の中根で下車する。キハ20形3連が阿字ヶ浦で折り返してくるのを待ち受けて撮ろうという目論見であった。

キハ20形3連   キハ20形の車内
勝田駅のキハ20形3連
車内は学生ばかり

旋回窓
キハ20形の旋回窓



 9時過ぎ、111列車折り返しの114列車がやってきた。が、今度は予想が外れ、キハ223の単行で、いささかがっくり。
 後で聞いてみたら、3連の運用は次のとおり実質1往復のみとのこと。結局キハ20形3連の写真は、中根で後追いで撮った1枚だけという結果になってしまった。

那珂湊
7:43
110列車
(2両増結)

勝田
7:57


8:05
111列車

阿字ヶ浦
8:31


8:46
114列車

那珂湊
8:58

(2両解結)
※上記は平成14年12月1日改正ダイヤによる

唯一の3連走行写真
キハ20形3連の唯一の走行写真




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