「解答:TETSU-No.49」 SOFTV3 9−3127 1999年4月18日 |
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▲2七玉 ▽2五玉
▲3七玉 ▽3五玉
▲4六と ▽4四玉 ▲4五と ▽同 玉 ▲4九飛 ▽3五玉
▲4七玉 ▽4五玉
▲5七玉 ▽5五玉
▲6七玉 ▽6五玉
▲7六と ▽7四玉 ▲7五と ▽同 玉 ▲7九飛 ▽6五玉
▲7七玉 ▽7五玉
▲8七玉 ▽8五玉
▲9七玉
まで27手蟹の横這いならぬ王様の横這いでした。 飛香合わせて6枚しかないので、1枚の飛車を3回活用します。
- 池田ママス&パパスさん:
- 44と74の歩の向きを間違えかけて (励棋に載せなかったんで (^^; ) 一瞬焦りましたが、それに気付けば後は本当にすらすらと解けました。 「と」 の動きが良いアクセントになっていますね。 上部の角桂の配置も、「合駒問題じゃないぞ〜」 と言う TETSU さんの主張が分かりやすく出てるような気がします。
# TETSU さん流ヒントで言いますと、「4+6+6+6+5」 と言うところでしょうか。
44歩、74歩は詰方です。 お気を付けください >みなさま
87と、57とは、原図が 「と」 だったのでそのままにしたのですが、 「金」 の方が自然でしたね。受方の持駒を指定することも考えましたが、持駒なしでは早詰めだし、 持駒銀なんてすると、かえって余分なことを考えさせそうで、この図に落ち着きました。
ヒントは 「2×2+6+2×3+6+2×2.5」 かな (^^;# 本局、そのころ提案されたある条件を満たす作品として詰パラに載せたんですが (どんな条件かは、解けば分かりますよね)、 ほかにこの条件を満たす作品はあるでしょうか?
- 波崎黒生さん:
- 小峰秀夫氏のマネすると、
一本道のきらい有り!!!
となるところでしたが ・・・・
なるほど、条件作だったのですね。
確かに ・・・・
それならば、
この条件は初めて見た!!!
となります。
最初に解いた時は全く気付かず、正直いって 「?」 でした。 (^^;
いよいよ次回は出題50回記念作品ですね。 (^^)
きらい有りというより、全くの一本道ですね (^^; これの縦版は可能かな? チョー難しそう。
50回でキリもいいので作品集にまとめようと思っています。 作品集の名前まで付けたんですが、肝心の50局目がまだなかったりして (^^; どうなることやら。
- 三角淳さん:
- 本作、形といい内容といい、 何故かフェアリーあるいは何か別の世界 (チェスプロブレムとか) の作品のような雰囲気を感じました。 これが30年前の作品とは驚きです。
条件作とのことですが、いまいちピンときません。 「あの駒」 の軌跡のことでしょうか? (ピンボケだったらごめんなさい。)
このころ、ばか詰もいくつか作り始めていたので、 かしこ詰にもその影響がでているのでしょうか。
どなたの提案か忘れましたが、攻方の玉が端から端まで動く問題は作れるか? という感じの発言があって、それで作ってみたものです。
- Ura さん:
- 今回は、面白かったですね。 久しぶりに変化も分かったようです!?
盤面はシンメトリが一寸狂っているような上部の配置がおもしろく、 4段目に歩をずらっと並べたところは珍しいですね。 縦に駒が並ぶと 「駒柱」 というようですが、横に並んでいるのには名前が無かったようでした。 94歩の意味は?
香が一間跳びに配置というのは、「またぎ捨て」 でよく見ましたが、 2本ずつというのは初見? だったような。 88飛を香のように使ってうまく駒配置するものです。 感心いたします。
手順は、王様が春の陽気に浮かれて、端から端まで 「蟹歩き」。 四半世紀以上も前の案らしく、若々しいですね。 次作も楽しみにしております。
あらら。93成桂を置いたことで94歩は不要になっていたようですね。 94歩、96歩を受方95歩にすればよかった。
88飛は、香が5本あれば88香でもいいんですが。 8本あればもっと簡単 (^^;
創作をはじめたころはみんな元気。 元気なみなさん、作ったら会議室で見てもらいましょう (^^)
- あんこうさん:
- なるほど、TETSU さん一流の前衛芸術ですね。
Ura さんから駒配置について質問がありましたが、私も一つ (^^) ところで、74歩の意味は? 修正図だとおっしゃってましたから、 もしかしてはじめはこんな図だったのを余詰があったために83角→63角に変え、 これによって要らなくなってたりして (^^) ちょっと考え過ぎ?
するどい追求ですね。 74歩はお察しの通り、形を整えるだけの駒です。 ここは素直にみなさんの指摘を反映して、次の図のように改良することにします。
TETSU No.49 改良図
- 鳥本敦史さん:
- 王様の横移動。とにかく楽しい。
解いていただいたみなさん、ありがとうございました。
次はいよいよ No.50。 お楽しみください。
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