こんさんの全国大会レポート

………………………………………………………………………………………

こんさん、第18回詰将棋全国大会IN府中に行く。

………………………………………………………………………………………

朝、六時、自宅を出る。今日は詰将棋全国大会。
少し、テンション高し。小学生の時の遠足のようだ。
新幹線三河安城で東京行きこだま始発に乗る。
11時、京王線東府中に到着する。詰パラを広げていると
年配の方から声をかけられる。お会いするのは初めてだが、北川明さんだ。
会場まで、いろいろとお話ししながら歩く。結構距離がある。
周りにお店や民家が全くなくなり驚く。詰将棋をするにはいい環境だ。

受付。
『うん、なまいきこいとるおおさきくんは?』見つからない・・・。

一階のレストランで全詰連幹事と昼食。
森田さんは私の想像以上に元気で以前と変わりないご様子。一安心。
全詰連幹事会(午前中に開催)にこんさんは出席していなかったので様子を聞く。
役員が大幅に改定。門脇新会長になる。えーと、こんさんは。
『ホームページ担当?』・・・・・・。
           聞いてないよう!! (ダチョウ上島のように)
           まあ、雑用係という事か。内諾。

第二会場の研修室に行く。
大和さんのサイン会、大道棋の場所が設営されている。
詰棋書も格安で販売されている。無い物はすべて買っていきたいのだが、
自分で担いで行く事を考えるとそうも行かない。

丸電ユキオさんにあい、予約してあったこすもす81、五冊を買う。
うち、二冊は手元に。三冊は詰将棋に関心のある若手に(現在未定。)
に差し上げるつもりだ。センスのいい表紙に、きれいな印刷。
この本のため、丸電さんは徹夜になったとの事。ご苦労様でした。

TESUさんが記録大賞の投票をやっている。改めて、その熱意に感心する。
パソコンで投票すると作品の手順も見られて楽しい。

受付でもらったバックをあける。
手作りのプログラム団扇がある。グッドアイデア!!
仰ぎながらプログラムが確認でき便利だ。
アマレン賞使用駒指定創作は23作ある。応募者は同人作家5名もいて、
入賞となると大変な事だ。

12時。第一会場、第一部開演。
こんさんは最前列の関係者の席に座る。
大会委員長挨拶。幹事会報告。と続く。
門脇新会長はかなり緊張されている模様。原稿を持つ手元が少し震えている。

さて、こんさん、今回、最大のイベント、看寿賞授賞式。

こんさん、高橋和さん、江口さん(代理で身内の方)、舞台へ。
150名近くの参加者の前へ出て行く。

さて、授賞式・・・・・・・・・。
さて、授賞式・・・・・・・・・。



    2002.7.20 池田俊哉撮影

舞い上がってます。記憶飛んでま〜〜す。よく憶えていませ〜ん。(*^_^*)

いま思い出すとこんさんは笑顔満面の和さんのとなりで
ストーカーのようにニタニタと立っていた気がする。
後でツーショットの写真撮影があったが、
たぶんカメラマンは枠の外にこんさんをおいたと思う。
それに言うべき予定コメントもすっかり忘れた。
予定コメントを言わない方にかけた田口さんに1000点計上。

和さん以上に(←嘘こけ!!)会いたかった田島さんが
出席されていなかったのは残念だ。

柳田さんが各作品をプロジェクターで盤面を動かし解説。
いつもながら、ポイントを突いたマニア向けの解説は流石だ。

つづいて全国大会通算十回参加者の表彰式。
関さん、小島さん。小島さんは全詰連会計を藤沢秀樹さんにバトンタッチ。
小島さん、長い間ご苦労様でした。

画像で見る詰将棋四百年。開始。
バソコン操作の橋本さん、ナレーターの三谷さんともにぶっつけ本番との事。
少しドキドキ。

すばらしい。(^o^)  
内容、音楽、映像の演出、本当に良かったです。(^o^)
ライブで見られて本当に良かった。

集合写真撮影。なかなか全員が舞台に上がれない。
カシャ、カシャ。 撮影完了。第一部終了。

第二会場の方で、高橋さんのサイン会、阿部重治郎さんの大道棋の実演。
高橋さんは今回一個人として、ちゃんと会費を払って参加されている。
当然の事なのかもしれないが、アマもプロもないこの詰将棋の世界。
個人的にはとてもすがすがしい事と思った。

阿部さんははるばる北海道からマネジャーの北村さんをお供に
今回、参加された。とても、元気そうでにこにこされていた。
大道棋の実演は人だかり。なかなか手を出さないのが流石にマニアか。
あれ、でも授業料を奉納している人が・・・

尊敬している大先輩の巨椋さんに誉められ、てれるこんさん。
高校担当だった阿部さんにまた誉められ、てれるこんさん。
こんさん、いろいろな方にご挨拶。雑談。そして、てれる。(*^_^*)

第二部開演。
詰将棋シンポジウム 『21世紀の詰将棋はどうなるか?』
パネラーは 筒井浩実さん、橋本孝治さん、柳田明さん、山田康平さん、
水上編集長で、司会は清水英幸さんだ。

各自の意見がそれぞれの立場から発言された。
テーマが広すぎて、論点が重ならない。時間がおした事もあり、
論争にならなかったのは少し期待はずれ。
まあ、本気で語り出せばこのメンバーなら一日あっても足りないか。
橋本さんの詰中将棋の解図提案に興味を持つ。
あの三代宗看の作った詰中将棋の全問題解明に期待する。

次は詰パラクイズ。15問の三択問題。
出題は詰パラ編集部関係、各出題担当者、コラム担当者。
問題は2001年の詰パラ紙面からだ。
問題が難しい。というより、揃いもそろってマニアックすぎ。
解答者にサービスして当てさせる気はないの?イジワル。
この際ですからはっきり書きます。
コラム担当者の問題は常識的な線だと思うが、
学校、表紙担当者の問題作成センスははっきりおかしいと。(^-^)
私は6問正解。隣の橋本孝治さんは5問正解。
最高は詰パラ購読者ではない方 (@_@) で 12問正解で賞品ゲット。
ちなみに最低は2問正解 運営スタッフ相談役 M氏でした。(^_^)

一人一言。時間もおしているので、大急ぎ。

詰将棋は全く知らない清水英幸さんの関係者が数名。
清水さん、人望ありますねえ。
やっくん(安武翔太)はるばる九州から一人旅。ようこそ、全国大会へ。
詰将棋博物館の大橋さん、「古図式総覧」を入手との事。HP更新が楽しみだ。

アマレン賞使用駒指定創作の優秀者発表。
河内勤さんに、原田さん、どちらも手慣れたモノでこの催しの常連だ。

400年記録大賞の発表が加藤徹さんから。
順当に『ミクロコスモス』以下、『月蝕』『玉野忠捨 』と続く。
橋本さんが表彰を受ける。本当に『ミクロコスモス』は橋本さんの孝行息子だと思う。
第二部終了。

今回はここまでとします。

すばらしい運営をされたスタッフの皆さん、ありがとう。
いままでに参加した全国大会のなかで最高でした。

           文責 現看寿賞作家 こんさん