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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.6 酒井博久さん
くるくるおもちゃ箱
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出題時のコメント:

玉は1筋しか動けません ちょっと長いけどがんばって 37手


1筋の玉に29香、持駒飛とあれば、有名な堀半七の作品(29飛/11桂、13歩、14玉/飛歩歩)を連想させます。 ちょっと似た味もありますが、堀半七の二枚飛車でのパズルに対し、本局は19のと金を連れてくる「飛歩送り」とも呼ばれている趣向手順で、よりくるくるらしい作品です。

馬で16のと金を取ったあと、続けて15の歩を取りたくなりますが、これは落とし穴。 15と、同玉、14と、同玉、24飛、15玉、25飛・・・28飛、17玉、18歩、同と、となればきれいに詰むのですが、18歩に16玉とかわされると、26飛、15玉、25飛、16玉。 千日手で 「惜しかったね」(大道棋じゃないって)。 ということで、14とが残っているうちに、18歩、同ととさせなければいけません。ここをのりきれば、あとは趣向を楽しむだけです。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

石堂郁夫さん:
手数の長い問題は疲れます。ほっとしました。
井上順一さん:
上部の駒がきれいに消え、19と も16まで呼び出される。
飛と歩だけでうまくできている。
今川健一さん:
楽しい。「今頃は、半七さん、どこでどうして御座ろうか。」
井上徹也さん:
巧妙!他のくる展作品にも共通するのですが、趣向詰のエッセンスが簡素な形に凝縮されていて美しいです。
明日さっそく友達にだしてみようっと。
先着4名が全員「い」の付く方でびっくり。いの一番。
荒川さん:
1段1段解いていく知恵の輪のような問題でした。パターンが飲み込めたらすらすら解けました。
鳥本敦史さん:
堀半七のあれがヒントでしょうか、何か懐かしい感じがしました。
飛のエレベーターが十分に堪能できました。
諏訪冬葉さん:
▲18歩 を打つ順を見つけるまでに時間がかかりました(24歩を取ってから打とうとしたため16玉と逃げられた)
S.Kimuraさん:
23飛成をさせないために,玉が上下に逃げ回るのが楽しかった.
岡村孝雄さん:
2回目に振幅が大きくなる面白さ。他はあくまでもシンプルな創りで、くるくるらしく楽しめました。

くるくる展示室No.6 解答:10名 全員正解

荒川さん  石堂郁夫さん  市原 誠さん  井上順一さん  井上徹也さん
今川健一さん  S.Kimuraさん  岡村孝雄さん  諏訪冬葉さん  鳥本敦史さん

抽選の結果、 諏訪冬葉さん が当選!

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