金追いのバリエーション、２局目は前局と同じく Ｇ−玉−Ｌ−同玉 型の捨絞り趣向ですが、 そのあと更に Ｇ−玉−Ｌ打−玉 型の趣向で折り返します。 持駒の香４枚は、この第二趣向のため。

くるくる　Ｎｏ．７２

オリジナルの作品を鑑賞する

後半の趣向は香打からはじまるので、Ｌ打−玉−Ｇ−玉 型と呼んだ方がしっくりしますが、 ほかの趣向と比較しやすくするため、Ｇ−玉−Ｌ打−玉 型としておきます。

シンプルな移動趣向は、作品の厚みを出すために１局の中に複数の趣向を入れることが多い。 オリジナルの一方の七條氏の作品は、この往復趣向のあと、さらに盤面をぐるっと回ります。