木目1

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第2章 いろいろな追い趣向 (28)
竜の趣向 その2
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次の作品は、この趣向を、若島さんが初心者向けにまとめたもの。
しっかり収束に捨て駒がはいっています。

くるくる No.51

竜も玉も動きが対称なので、竜追いもいろいろな向きで追うことができます。 飛角図式で、しかも最後角まで消してしまうとは、さすが若島さんですね。

岡村孝雄さん:
くるくるNo.51、解きました(というか、さすがにこの図は知っておりました)。
角1本で玉の逃げを制限できるのも、龍追いの効きの強さのなせるワザでしょうか。
しかもその角も捨て去って、作りとして申し分ありませんね。

同じ趣向を銀杏さんが作ると、こうなります。 3手目に妙手あり。

同じように初心者向けに作っても、銀杏さんの作品は本格の香りがします。
初手の2四飛、3手目の8九角、いずれも違うところから打ったのでは詰まないことを確かめてください。

木目1