木目1

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第1章 金追いアラカルト (17) 表紙に戻る
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前局と同じく、「L−玉」型の金送り趣向です。

くるくる No.17

オリジナルの作品を鑑賞する

No.17、と金全体が一段下がってジ・エンド。 オリジナルの秘曲集84番は、詰上り横三本になる曲詰。 「子持筋」という名前が付いています。

岡崎さん:
もっちゃう漏っちゃう

雪隠が塞がってて、反対の雪隠へ?

これは簡単だと思いますので、解けましたら、次の問題もどうぞ。

くるくる No.17a

No.17aは、No.17の趣向のあと、続いてNo.16の趣向が登場します。
シンプルな趣向は、このようにいくつか組み合わせて効果をあげる手法がよく使われます。

岡崎さん:
どうも困った(^^;
  "Someone in."
なんだか段々臭くなる(;.;)

こちらは還元玉の雪隠詰。

前回、G駒(グローバル駒)とL駒(ローカル駒)の話をしました。
指手には盤上の駒を動かす指手以外に、持駒を打つ指手があります。
持駒を打つ指手は、趣向のサイクル毎に打つことになるので、持駒は常にローカル駒です。 しかし、同じローカル駒でも、持駒を打つ手は駒台から盤面に移る特殊性があるので、 駒を打って追う趣向は「L打−玉」型と書いて、「L−玉」型とは区別することにします。

実は、これまでの作品でも「L打−玉」型の趣向が登場しています。
No.14の四桂連打、No.15の四香連打が「L打−玉」型の趣向です。

 >同じ「G−玉」型の金追い趣向でも、王手する方向や玉が逃げる方向で11通りあり
 >それでは、「L−玉」型の金追い趣向は何通りあるのでしょうか。

と前回書きましたが、「G−玉」「L−玉」「L打−玉」の3つの型があるわけです。
「G−玉」型の金追いは11通り。
「L−玉」「L打−玉」型の金送りは、それぞれ何通りぐらいあると思いますか?

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