詰将棋おもちゃ箱記念作品2004年年賀詰展示室
2004年年賀詰投票結果
2004年年賀詰展示室
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山田康平
◆1位 山田康平 9票
  初形 2004
  (16×16の盤)

  TETSU 「アイデアにびっくり」
  今川健一 「ダントツで1位。
    新機軸の盤を使用して、綺麗な字形からの妙味ある81手詰の傑作。
    新しい年を飾るのに相応しい、新しい着想、感心しました。」
  福島竜胆 「これもアリ」
  神無七郎 「16路盤に驚きさえしなければ、楽しい捌きの手順が楽しめる。
    変化も適度にある。」
  taka-o 「詰工房で、盤を2枚借りて解きました(笑)。
    アイデアに加えてこのさばきは秀逸。」
  金子清志 「大型(?)曲詰が定形の収束にうまく結び付いたもの。
    14-2角から15-2銀とか、変化の82桂合が難しい。」
  鳥本敦史 「16×16盤を持ちだすというアイデアがいい」
原亜津夫 ◆2位 原亜津夫 8票
 初形 十六

  TETSU 「なんかすごい」
  今川健一 「3位。 綺麗な象形図。
    41手の追い回す手順は、
    全配置駒が躍動して好作。」
  稲葉元孝 「初形「十六」はおもしろいアイディア。
    年賀詰としてほどよい難易度。」
  taka-o 「縦書き漢字のアイデアと適度な難易度」
  金子清志 「中央の軽い字型から長手数」
  河内 「各駒にムダなし」
  鳥本敦史 「漢字で十六は上品な感じがする初形」
添川公司 ◆3位 添川公司 5票
 詰上り 16

  今川健一 「5位。 「16」の字形は難しい。
    流石の添川さんも梃摺った。
    流石とは、添川さんが超一流で、
    期待されていると云うこと。」
  神無七郎 「いつもながら虫の良い手順。
    「16」のあぶり出しの中では一番充実している」
  taka-o 「流石の創作技術」
須藤大輔須藤大輔 その2
◆4位 須藤大輔 4票
 初形 ’04

  福島竜胆 「ペアで」
  神無七郎 「「’04」を作ろうという着想が面白い。 組曲の両方とも易しくて良い。」
柳田明 ◆4位 柳田明 4票
 立体 0 ==> 4

  福島竜胆 「立体で」
  taka-o 「恒例の立体曲詰。
    今年はいつもよりやや苦心されたよう?」
  河内 「立体」
  鳥本敦史 「これも立体」
塩野入清一 ◆6位 塩野入清一 3票
 立体 ◇ ==> ◆

  TETSU 「立体曲詰。 かわいい。」
  鳥本敦史 「立体曲詰。 簡単に解けるのが○」
近藤真一 ◆6位 近藤真一 3票
 初形 サル

  今川健一 「5位。 象形図では1位だが、
    詰手順が今一つ。」
  稲葉元孝 「1局で初形「サル」はみごと」
  鳥本敦史 「初形がいい」
田爺 ◆8位 田爺 2票
 実戦型、趣向詰

  TETSU 「実戦型と思いきやくるくるだったとは」
  神無七郎 「実戦型から「ミニ看寿」の趣向。
    お正月にふさわしいユーモア作。」
馬詰恒司 ◆8位 馬詰恒司 2票
 実戦型、初形 16

  TETSU 「実戦型曲詰」
  今川健一 「4位。 捌きに捌く37手の長丁場は、
    見事な出来。
    字形も良いが、中央でないのがマイナス点。」
斎藤仁士 ◆8位 斎藤仁士 2票
 立体 サ ==> ル

  今川健一 「「サ」から「ル」の立体曲詰。
    さっそくの登場、”待ってましたぁ”の掛け声。
    中央での綺麗な字形、遊び駒なし。手順良し。
    年賀に最適、よって3位に推薦。」
角建逸 ◆8位 角建逸 2票
 初形 申

  河内 「団子形によくまとまりました」
  Kohey 「角さんのアイデアに1票」
◆相馬康幸 1票  初形 一

  今川健一 「5位。 年賀詰としては、配置図に妙味なし。
    手順は「おくろう記」を解いた直後でなので、「又か」の感。」
◆若島正 1票
◆谷口均 1票

  稲葉元孝 「普通作だが、よくまとまっている」
◆やっくん 1票  初形 4

  taka-o 「この初形からおなじみの手順趣向も現れて思わずニヤリ」
◆岡村孝雄 1票

  塚本惠一 「冬でも生はうまい」
◆金子義隆 1票
◆橋本孝治 1票

  塚本惠一 「初形に一票」
◆江口伸治 1票 飛角図式

  河内 「良くこの収束に。 収束良し」
◆冨永晴彦 1票 飛角図式、初形鍵、詰上り対称

  河内 「収束も対称」
◆おまけの感想

  今川健一
    難解で好作は、岡田敏さん、若島正さん。
    岡田さん、益々のお元気が、作品から拝察される。これはなにより。
    若島作品は、難しい好作だが、解いてガッカリもする。
    収束の手順が曲詰を匂わせるが、なにも出てこない。これでガッカリ。
    岡村孝雄さんは、飛角不成、谷口均さんは移動合の好短編。
    TETSUさん、ご推奨の田爺さんは、意外な場所で詰むのは面白いが、
    年賀詰としては、投票できません。
    0から4への変身は柳田さん、これは4の字形がヤヤ不満。
    私と同じ昭和11年生まれの長谷さん、余詰ありで、これはご愛敬。

  神無七郎
   「これが年賀詰!?」と思えるような凄い作がいくつかありましたが、
   そういうのは敢えて選びませんでした。

  鳥本敦史
   これだけ好作が揃うと選ぶのが大変ですね。