詰将棋おもちゃ箱加藤徹 全作品

いろいろなルールの作品

加藤徹 全作品
加藤徹 全作品

フェアリー詰将棋は、カピタンリバイバルや 管理人詰将棋作品集「おもちゃ箱」でも紹介しています。

このページでは、図面および棋譜は rskファイルにリンクしています。
下記のいずれかのプログラムをrskファイルに関連付けてご覧ください。
(いずれも Windows用。 Macintosh、Linux等の方はごめんなさい)

  1. 「励棋」 (市販ソフト) *販売終了
  2. 「TMK Play」 (浦壁和彦さんのフリーソフト) *公開終了
  3. 「fmview」 (神無次郎さんのフリーソフト)
    Onsite Fairy Mate」 からダウンロードできます。
  4. 問題によっては柿木将棋などで再現できることもあります。

No.28:必至

KATO No.28 No.28
23手
必至入1
○1970年9月 投稿 ●1971年6月 詰パラ 必至研究室

ひとこと:中出慶一さん
『 必至ならではの趣向作。傑作 』

No.80:ナイト玉ばか詰

玉はナイトの動き(八方桂)です。

KATO No.80 No.80
169手
●1975年1月 詰パラ フェアリー詰将棋研究室 特別懸賞
 ・誤0 無0 正4

ひとこと:森茂さん
『 実に難かしく、10時間ぐらい費した。手順はすっきりしていて非限定も最初の方に1回あるだけ。傑作 』

No.108:金玉詰

歩の動き (利き) は玉→金のベクトルで決まる。
例えばNo.108の初形では、2マス前と4マス左斜に動ける。

KATO No.108 No.108
85手
●1976年11月 カピタン 第5号 詰将棋コーナー 4
 ・誤1 無1 正3

ひとこと:浦壁和彦さん
『 ビックリしました。金玉詰ではあまり良い作は作れないだろうなんて思っていただけに・・・ 』

No.116:12金は不滅金

この金を取ることはできない。

KATO No.116 No.116
19手
●1977年6月 カピタン 第10号 詰将棋コーナー 1
 ・誤0 無2 正7

ひとこと:花沢正純さん
『 面白いものができそうですね 』

No.117:打駒詰

駒を打って詰めなければならない。 打歩詰でもよい。

KATO No.117 No.117
41手
●1977年11月 カピタン 第13号 P3 (図のみ)
●1997年12月 詰パラ 神無一族の氾濫 6
 ・誤2 無14 6:1 5:0 4:1 3:0 2:1 1:0

ひとこと:花田努さん
『 今月の最難関。合駒をむしり取れるように銀を23に運んでおくことが解決の鍵。 妙手51馬の他にも主要変化各々に好手が用意されていて好作 』

No.131:禽将棋の詰将棋

禽将棋は江戸時代に指された将棋の一種。 71、22は左香。

KATO No.131 No.131
49手
●1980年4月 カピタン 第17号 詰将棋コーナー 9
 ・誤0 無1 正5

ひとこと:丸尾学さん
『 56鷹と燕を入手する処を72鷹と誤って苦戦! 41鵬からもとの鵬座に還る 「完全周辺巡り」 で7路×7路=49手詰が国産第1号作品とは嬉しい話です! 』

No.140:条件ばか詰

以下の条件を満たす最短手順を求む。
条件「順列七種合(歩〜飛)かつ順列六種不成(歩〜飛)かつ還元玉」

KATO No.140a No.140
99手
●1992年1月 将 第63号
 ・条件ばか詰「順列七種合(歩〜飛)かつ順列六種不成(歩〜飛)かつ還元玉」
 ・誤0 無14 正4
 ・早詰あり → 修正 No.140a
No.140a
95手
●1993年3月 将 第71号 第63号の解答
 ・条件ばか詰「順列七種合(歩〜飛)かつ順列六種不成(歩〜飛)かつ還元玉」
 ・服部敦氏案の修正図

No.142:条件ばか詰

以下の条件を満たす最短手順を求む。
条件「順列七種合(歩〜飛)かつ還元玉かつ駒余らない」
初形の 「と金」 は 「石」 (取られず利きもないフェアリー駒)

KATO No.142 No.142
65手
●1995年6月 詰パラ 神無一族の氾濫 8
 ・条件ばか詰「順列七種合(歩〜飛)かつ還元玉かつ駒余らない 」
 ・初形の 「と金」 は 「石」 (取られず利きもないフェアリー駒)
 ・神無十郎作

ひとこと:秋元節三さん
『 これだけ条件が加わると考えるところがなくなるはずなんだが 』

No.176:資本還元詰

持駒が5枚になったら負け(5枚になる手は指せない)

KATO No.142 No.176
13手
●1999年9月 NIFTY
 ・資本還元詰
 ・TETSU作

ひとこと:あんこうさん
『 これを詰将棋にしちまうとは思いませんでした。 序がちょっと気付かない手順。 うまい! 』

No.214:二枚玉

詰方はどちらの玉に王手をかけても良い。両方にかけてもよい。
受方は王手をはずす。両方に王手をかけられたときは両方とも同時にはずす。
王手を防げなければ詰。

KATO No.214 No.214
27手
●1981年9月 カピタン第25号
草場純さんの二枚玉の提案の参考として提示

「 二枚玉は、いずれか一方の玉を詰める、というルールで5年ぐらい前に考えたことがあります。(K)
1.詰方はどちらの玉に王手をかけても良い。両方にかけてもよい。
2.受方は王手をはずす。両方に王手をかけられたときは両方とも同時にはずす。王手を防げなければ詰。」
例えば左図: 81歩成、92玉(同玉なら73桂迄詰)、51歩成、62玉(72玉なら84桂迄詰)、82と、93玉、52と、・・・ 87と、同玉、79桂迄 」