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(a)は65歩があり、(b)はない。 (a)の手順は、65歩が取れないと詰まない。 (b)の手順は、54角と行けないと詰まない。 かくして、(a)(b)は初手から全く異なる手順になる。 (a)は詰筋辞典で珍しい詰筋として取り上げたもの。 この筋のオリジナルは原島義男さんの詰パラ1970年12月号で発表された作品(早詰あり)。 前回の双子問題の(c)もほぼ同じ手順である。 (b)は(a)から発想したものだが、改良版を詰パラ2003年9月号に発表したので、合わせて参照されたい。