解答を見る
最近、詰将棋マニアックスの「創作帳を虫干しましょう」で発表された作品。 (a)と(b)の違いは81の駒が香か飛か。 No.19(a)の手順は、71に飛が効いていると詰まない。 一方、(b)の手順は、81で飛が取れないと詰まない。 かくして、(a)(b)は5手目から全く異なる手順になる。 大道棋インデックスで香7問題と分類される類型だが、角の捨合を取ったあと、上下からの角打ちの誘い手を設けたのが作者の新工夫。 86玉も誘い手を増やすと共に逆王手の逃れにも働くうまい配置である。