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前局と同じ類型。 （ａ）と（ｂ）は４３歩の向きが逆。

（ａ）の手順は、ある変化が４３に逃げられると詰まない。
一方、（ｂ）の手順は、最後詰め方の４３歩が必要。
かくして、（ａ）（ｂ）は３手目から全く異なる手順になる。

解答では分岐棋譜で逃れ順を示しているので、参照されたい。

形がちょっと広がっているが、４３歩の向きで手順がガラリと変わるのはおもしろい。 （ａ）の手順は８４飛８９竜の配置で可能となった、この類型での新しい詰め筋。 両題共本手順はそれほど難しくないのだが、紛れが多いので、詰めにくい。