木目1

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9月の問題(研究コース)
ドキドキ No.86 解答
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出題時のコメント:

研究コースは対戦はできないので、受方の手もちゃんと考えてね。
双子問題も連動企画。 taka-oさん - TETSUのコラボレーションで生まれた作品群です。
本局はtaka-oさんの作品。 27手駒余り。 お楽しみください。

LINE

双子問題の3局とも姉妹局の本局ですが、かなり難しかったようで、白旗続出。

Aさん:
研究コースもきわどいところまで行くのですが,どうしても届きません.無念.
Bさん:
71歩成から54馬かなぁ。 馬使わなあかんよなぁ。 他の初手も思いつかんしなぁ、63桂生も83桂生も全然あかんし。 だからここまではきっと合ってるねん。 …あかん、どうにもならんわー

72歩がいいところまで行くのでなかなか捨て切れません。

作者:
桂金合の筋に入る前、6手で73への利きを消して最後の64馬を成立させるのがポイント。4手目52合や18手目63合の変化の存在に躊躇して頂ければ満足というところでしょうか。

意表外の初手。 しかも、この最初の6手が収束を成立させる伏線になっています。
そのあとの手順も新鮮味あり、4手目52飛合など変化も読まされます。
双子問題の3局の存在もあって、実戦価値十分の好作。

ところで、双子問題3局ではなくて、66歩も入れれば4局ですね。
63〜66までどこでも詰むけど、歩がないと詰まない、不思議な問題です。

S.Kimuraさん:
双子問題コレクション(39)も楽しく研究させて貰いました. 6六歩に移すとどうなるのでしょうか.

66歩の問題は、72歩以下桂金合の筋で上部に追って、玉が66に逃げられないので詰みます。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

谷口翔太さん+今川健一さん:
孫 初手は教えてくれました。後の手順は詰めるより、逃げる方が難しいみたい。
爺 桂合、金合でも逃れない。一時間ぐらいで、孫に賞品を取られる。

毎月、孫とドキドキに挑戦して、楽しい時間を過ごしています。
今回の出題は、孫は落とし穴に填まらず、それが残念でした。
両題ともにマニア向き。素人には易しい客引き問題ですね。

初手を教えるとは、やさしい大道棋屋さんですね (^^;
でもそれでしかっり詰めるとは、翔太さんお見事。

つめたさん:
27手詰とあるのでこの解を得たが、途中の中合いなどとても自信がない。
難問でした。
涼秋さん:
入り及び8三香や8二金としない詰め筋は新型でしょうか。4手目飛合と18手目桂または角合に対する手も各々筋が異なり楽しめました。

4手目52飛合は、63香〜62香成でばらして63飛以下
18手目は91玉と逃げても63歩合でも27手で、どちらも正解です。
63桂合は72金以下、63角合は同馬以下、いろいろと読まされます。

kitasanさん:
初手がわからず苦労しました。
解けた後で双子問題とくらべてみるとたしかになかなか面白いですね。
神無七郎さん:
最初に72歩の順をさんざん読ませておいて、61銀成から入るのは意表を突く。
更にそこから72歩以下の順が登場するのには吃驚。
つまり最初の6手は収束に備えた伏線だったのですね。 お見事。

七郎さんを吃驚させるとは作者も満足でしょう。

鳥本敦史さん:
初手にいきなり桂馬をむしり取るのが意外でこれを見つけるのにかなり苦戦。
次は18手目の応手が広くて63への合駒と91玉の変化をしらみつぶしに調べてやっと解決。

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