飛角銀の5枚の配置の基本形に71桂が加わった形。
71桂が83に利いているので、
1) 94銀、同銀、73飛行成、83銀引、82飛成 の順は詰みませんし、
2) 82銀、92玉、91銀成、93玉、92全、同銀、73飛行 も 83銀上 の移動合で逃れます。
詰方としては、71桂を逆用して、取ってしまう方針で行けばいいのですが、
82銀、92玉、71銀生 は拙速。 72馬、同飛成、同銀 でちょっと詰まない形。
91に成銀を作ってから、82飛成と捨てるのが好手です。 81馬から71馬でいい形で桂が取れ、以下簡単な追い詰め。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- accelerationさん:
- 素直に71桂を取る筋を考えたので、割とすんなり行きました。
No36はそうは行かないんでしょうね(^_^;)
大道棋は「一枚の駒の役割」ということも改めて考えさせられます。
71竜に81歩合の19手解でしたが、92玉だと3手では詰みませんヨ。 ご用心。
実質詰めているので、1点減点で4点としました。
- 神無七郎さん:
- 71桂が守りに加わっているように見えて実は質駒。
でも71桂がないと・・・いろいろ詰め方がありますね。
71桂がない方が手数が長かったりして・・・
- 岡村孝雄さん:
- No.33やNo.34 とはまた異なり、左上の3×3で詰めるより無さそうに思えた形。
91成銀の拠点を作っておけば、93玉の形で桂を取って手を続けることができましたね。
71桂の取り方が分れば簡単だったと思います。
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