出題時のコメント：

今月の詰パラの大道棋、この暑いときに顰蹙ですね (^^;)
というわけで、こちらは前回に続いて軽い問題を。

こんさんさんの 「次回はこの筋ですか」 という予想の通り、今回は９３金の筋でした。

９３金の開き王手に中合ですが、９１歩成があるので逆王手になる８３飛合が絶対です。 同香、７２玉、７４飛にまた７３飛合の逆王手（他の合は８２香成の一発）。 ６３でばらして６４金から飛車を取ってしまえばあとは簡単です。

前回の７３金の筋は８４角合〜８３金合で逃れます。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

神無七郎さん：

前回飛合いの筋を読んだので、すんなりと作意に入れました。
17手目31飛は大道棋だから大目に見ましょう。

洋ちゃんさん：

３手目●７三金は、○８四角合●同香○８三金合の連続合いで不詰め。
１５手目●７三飛成は、○５一玉●３一飛○４一桂合で、きわどく詰みを逃れている。

はじめてのご解答。 逃れ順もしっかり読んでいるところは実力のある方とご推察します。
これからもよろしくお願いします。

こんさんさん：

この飛車合いはまとめづらい素材のようです。
31飛として合駒を稼ぐ順でまとめるにはあと三枚ぐらいの配置が必要ですね。

ミーナさん：

前回、９３金は考えもしなかったので、解説が参考になりました。
２度目の飛合以下は一直線の詰みですが、１５手目飛成として、
３１飛に４１桂合を考え込みました。金からいけば、合駒はいらないのですね。

１５手目はつい手拍子で飛成といってしまうところ。 ７３金は逆モーションでちょっとやりにくいですね。

加登屋さん：

２度の飛合で玉に逃げられる不利感が、この作品を支えている気がする。
４１飛を見つけた時の快感が、とっても気持ち良かった。