![]() 次ヘ |
|
![]() 表紙に戻る |
前回、双玉貧乏図式の長手数記録を紹介しましたが、単玉の記録は次の作品です。 | |
![]() |
◇貧乏図式 353手 猫田やどかり おもちゃ箱 2002年2月 77龍以下反転型の龍追いで、 1回目23と消去、2回目51歩消去 (87龍、77桂合で桂を入手、53桂、 71玉、51龍、72玉、81龍で折返し) 3回目31歩消去、4回目21歩消去、 5回目22桂消去、6回目12歩消去、 7回目13桂消去、37桂以下収束 置駒消去によるシンプルな龍追い。 盤面全体をうまく使って、それまでの記録を60手以上更新した。 注)現在では、中村宜幹417手 が記録。 |
使用駒の条件はこれで終わり、盤面の条件による長手数記録に移ります。 | |
![]() |
◇裸玉 47手 小沢正広 近代将棋 1984年11月 たくさんの裸玉を発掘した小沢正広氏の作品。 左端から右端に追い戻すおもしろい手順。 塚田賞特技賞受賞。 |
![]() |
◇裸玉 47手 岡村孝雄 おもちゃ箱 2003年2月 昨年11月18玉型で発表、その後2ヶ月検証し2手逆算、長手数タイ記録となった。 2枚の銀捨てから入り左上まで追い詰める手順は素 晴らしく、玉の通ったマス数19箇所も裸玉としての記録である。 この二つの作品は盤面2×2以内、3×3以内の長手数記録でもある(3×3には高木秀夫氏詰パラ89年8月のタイ記録作がある)。 注)現在では裸玉と2×2以内は、岡村孝雄「驚愕の曠野」(改良図)59手 が記録。 3×3以内は、相馬康幸>COOO 67手 が記録。 |
![]() |
◇4×4以内 69手 相馬康幸 相馬康幸Collection 相馬氏らしい全のはがし趣向。詰パラ83年8月発表図の改良図。 青い鳥氏に4×4密集形71手があるが余詰あり、本局が記録作となる。 |
![]() |
◇5×5以内 103手 塩野入清一 詰棋めいと 1984年6月 歩4枚を香4枚に変換する持駒変換趣向を中心に、序、収束で良く捌き100手を超えた。 注)現在では、近藤真一119手 が記録。 |
JavaScriptで動く棋譜再生盤、Kifu for JS を使わせていただいています
JavaScriptが利用できる環境でご覧ください