詰将棋400年記録大賞ベスト10
(7月18日締切り 最終結果)
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記録大賞候補作決定! 投票、ありがとうございました
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7月20日全国大会で参加者全員の投票で記録大賞を決定、表彰しました

順位 作品 手順 (作者名をクリック) ・ コメント
1位

14票
6−1 伊藤正「月蝕」 小駒煙詰の初形面積最小36
小駒全駒密集型から煙ってしまう奇跡のような作品。看寿賞、塚田賞受賞
ゆめぎんがさん:
結果発表であの初形が煙ると知った時の衝撃は26年間で3本の指に入ります。
こんさん:
作者によれば必然の結果だとか。
でこさん:
誰も抜けない大記録が記録賞でなくて何が記録賞だろうか。
岡村孝雄さん:
この密集形が詰将棋になっているのが奇跡。 煙詰なのがさらに奇跡。「煙ること」の究極の表現。
福島竜胆さん:
初形と詰め上がりとの対比があざやか。
清水英幸さん:
形が美しい。こんなにあるのに初形面積最小とは
門脇芳雄さん:
偉大な密集記録の達成
橋本孝治さん:
やはりこの初形から煙るというのは強烈なインパクトがある。
阿部幹夫さん:
発表当時その密集形に驚いた。
2位

12票
1-1 橋本孝治「ミクロコスモス」 最長1525手
古今の詰将棋の最長手数。 1000手超えは未だに本局のみ。 看寿賞受賞
山田剛さん:
史上最長手数というだけでなく、江戸時代に創始され昭和に花開いた詰棋史の集大成としてもっとも洗練された作。
あんこうさん:
記録大賞と謳うからには、絶対に外しようのない一局。
田中朋史さん:
記録ならばやはり最長手数のこの作品!
福島竜胆さん:
記録大賞ということなら、一番分かりやすい最長を持つこれに先ず一票。
三角淳さん:
記録作の頂点
門脇芳雄さん:
偉大な1000手超えの構想
阿部幹夫さん:
最長手順と繰り返し数の創意に1票
丸電さん:
最長という明解な記録作という点でまず推します。
流さん:
記録といってこれをはずすわけにはいきますまい。
おそらく誰もがこの記録に挑みながら誰も迫ることができない大記録。
しかしまた、この記録が破られることも祈りたい。
塚本惠一さん:
記録の偉大さは破られるまでの年数とか。
3位

7票
4−62 田島秀男「乱」 1枚の飛の王手167回
飛車の玄妙な動きは他に類を見ない。超難解で正解者ゼロ。看寿賞受賞
流さん:
作者の類まれな読みの力と執念が生んだ大記録。
明快な機構なく生飛車で追い回す手順は誰にも真似できない。
4位

6票
1−92 小湊奈美子 回文詰最長9手
詰手順が前からでも後ろからでも同じになる「回文詰」。その発想に感心。作者名も回文!
岡村孝雄さん:
この発想と、ペンネームまで含めての構成に笑わされた and/or 唸らされました。これも記憶に残る記録作。
小湊奈美子さん:
この記録は、「見られる図面・手順ができるか」と 「発表する勇気があるか^^;;」にかかっています。 記録更新だけなら容易ですので、チャレンジすれば運良くマシな図面ができるかも。
福島竜胆さん:
金子師匠ならではのオバカな記録に一応1票。PNまで回文。
筒井浩実さん:
9手の回文をものにした作者に拍手。
1−44 玉野忠捨 一本道詰将棋最長43手
変化も紛れも全くなし。誰でも解ける43手
岡村孝雄さん:
詰将棋に多少触れた人なら感じてしまう「妙手」「妙防」などの感覚を抜きにしつつ、 記録だけ成立! というのが面白いですね。
福島竜胆さん:
あの世で看寿が泣いている? といいつつ一票入れてしまった。
清水英幸さん:
変化も紛れもないとは素晴らしい!
三角淳さん:
ユーモアを買って一票
けんさん:
この詰将棋は、初心者にも詰将棋の楽しさを教えてくれる傑作だと思います。
6位

5票
1−90 金子清志 全応手逆王手最長15手
詰方・受方とも全手順が王手という奇作。逆王手のスリル満喫 
でこさん:
お互いに王手王手と声をかけあいながら詰まし詰まされている姿を想像して微笑む。
福島竜胆さん:
こんなのばっか。
清水英幸さん:
数学的命題に挑戦するかのような意欲作
金子清志さん:
15手で物足りない方は、最後に47桂合してください(笑)
7位

4票
5−1 塚本惠一 着手数最多78通り
詰マニで提案された「紛れ世界一」の記録作品。78通りとはびっくり
塚本惠一さん:
あ、誰か1票入れて下さっている。 私も苦労して育てた可愛い我が子に1票を。
2−2 新ヶ江幸弘「伏龍」 煙詰最短79手
最短手数の煙詰。収束の美しいこと・・・
ゆめぎんがさん:
これ以上短い煙はもう出てこないかも。
福島竜胆さん:
理論的にはこれが最短ではないだろうが、これより2手短い図を捨てて、 あえて本図でよしとした新ヶ江氏の美学に一票。
金子清志さん:
77手案を捨てているところが奥床しい。
−−記録大賞と合わないかも知れないが
9位

3票
2−16 三代伊藤宗看 将棋無双30番 馬ノコ入り純対称詰最短119手
左右で馬ノコが登場し詰上りは純対称、「無双」の中で最も美しい一局
ゆめぎんがさん:
「詰むや詰まざるや」の中で最初に衝撃を受けた作品でした。
大橋光一さん:
馬鋸2回で、詰上がりが左右対称
4−17 山崎隆「赤兎馬」 香不成最多26回
1サイクル毎に桂香が乱舞する美しい馬ノコで525手の長手数。看寿賞受賞
糟谷祐介さん:
問答無用のマスターピース
橋本孝治さん:
記録作としてではなく「名作」として推したい。
3−7 おかもと 盤面駒数増加20枚
連続20枚のベタ打ちで、盤面駒数20枚増加! 
おかもとさん:
持駒20枚の並べ詰という、世にも珍しい(ばかばかしい?)作品であります。
金子清志さん:
賞になるような作ばかりがリストアップされると面白味がないので−−
1−62 猫田いわし 全着手桂最長27手
最下段から最上段まで、しかも桂以外の王手が入らない究極の四桂詰 
ゆめぎんがさん:
一連の猫田シリーズ中究極の作。(他はまだ破られるかも)
1−40 添川公司「妖精」 煙詰最長191手
煙詰に馬ノコを組み入れて191手の長手数を実現。塚田賞受賞
ゆめぎんがさん:
20年近く経つのに未だに200手超えが出ていないのは本作が限界であるということでしょうか。
三角淳さん:
格調の高い傑作
1−25 佐々木恭閑 清貧図式最長179手
清貧図式の記録を大幅更新。2往復の馬ノコのあと更に趣向が始まるとは! 
でこさん:
この初形の美しさ。 清貧図式がこれほどに軽やかで美しいとは思わなかった。 趣向と趣向のつなぎにも不自然さのかけらもない。
誌上発表していないせいで、このまま埋もれてもおかしくない。 ぜひ賞を。

次点

順位 作品 手順 (作者名をクリック) ・ コメント
15位

2票
4−21 角建逸 連続逆王手回数17回
双玉問題で逆王手に逆逆王手はスリル満点だが、それが連続17回!
三角淳さん:
いかにも記録作、という感じの作品
4−20 今村修「天月舞」 逆王手回数44回
再帰的手順で連取りするオリジナリティあふれる趣向詰。塚田賞受賞
のんびりやさん:
好きです。 奇麗と思います。
4−10 橋本孝治「アルカナ」 中合最多24回
呼出しはがしの美しい趣向詰。捨合回数、角合回数の記録作でもある 
ゆめぎんがさん:
「夢銀河」巻末を飾る超大作。
3−5 相馬康幸 持駒枚数最多23枚
相馬流の美しい趣向作品。23枚の持駒をバンバン打つリズム感は最高
塚本惠一さん:
これは相馬さんの特技ですね。ちょっと真似ができません。
3−2 小沢正広「賎ヶ岳」 七種合・盤面駒数最少7枚
盤面7枚、しかも無仕掛で七種合を実現。塚田賞受賞
けんさん:
裸玉に近い図式からの七種合には圧巻。
1−87 近藤真一 貧乏煙詰最長143手
盤面で大回転する迫力ある手順。これが貧乏図式でしかも煙詰とは! 看寿賞受賞
塚本惠一さん:
ちょっと破れそうもない記録という感じです。
1−73 相馬康幸 4×4最長69手
初形4×4から繰り出される趣向69手、相馬Collectionらしい一局
塚本惠一さん:
どうすれば記録更新できるかと考えて、発想の凄さに改めて脱帽の思いでした。
1−68 猫田いわし 全着手馬最長133手
あの「馬×馬」をなんと全着手馬で実現したとはビックリ
橋本孝治さん:
趣向自体は「馬×馬」に先例があるが、純粋に馬のみで手順を構成したアイデアは高く評価できる。
1−53 奥薗幸雄「新扇詰」 還元玉最長873手
寿の長手数記録を200年ぶりに破った作品。現在でも還元玉では最長
山田剛さん:
エレガントに「寿」を創ってしまった神に、生身の人間が命を削って執念で挑んだ作。 還元玉であることはこの企画があるまで気付いていなかったが、偶然の産物でないと思わせる。
1−52 添川公司「桃花源」 受方合駒なし最長767手
一手馬ノコの絶妙な機構で767手。合駒の入らない最長手数。塚田賞受賞 
ゆめぎんがさん:
合駒なしでこの手数は衝撃的。
2位は何手なのでしょうか(おそらくかなり下?)。
1−50 健太 全応手不成最長9手
応手がすべて「同銀不成」とはおもしろい
けんさん:
自作ですが、初形と詰上がりの微妙なバランスが気に入っています。
1−29 小沢正広 裸玉最長47手
裸玉の傑作。2×2、3×3まで範囲を広げても最長手数。塚田賞受賞
岡村孝雄さん:
人間の手の介在する余地が最も少ないと言われる「ネイティヴ」な形式から、 人間の価値観に沿う「ピュア」な詰将棋はどこまで完成しうるか? そんな問いを感じる記録、そしてこの作品。
1−24 佐々木恭閑「無銭旅行」 双玉貧乏図式最長645手
シンプルな機構で、双玉貧乏最長。全体でも歴代7位の長手数
安武翔太さん:
この方の作品はまだ2作しか見ていないのですが、 かなり造詣の深い方ではないでしょうか。 次作に期待して一票。