鹿児島 そして 宮崎

セントレアへ
 セントレア空港の開港初日に利用してから丁度一年、再び鹿児島へ。空港へは空港バスを利用して行った。電車では早朝便には間に合わないが、有り難いことに空港バスは間に合わせて呉れる。
 ところが、飛行機に乗るまでが大変だった。開港一周年のためでもあろうが、チケットの購入から搭乗手続き、荷物の預け、手荷物チェック(厳重な身体検査?)と。イライラしながらヤット通過してから飛行機に乗るまで又遠くまで、走って、走って、又走った。この間何度名前をアナウンスされたか。(ゴメンナサイ)

枕崎
 指宿−枕崎線の終着駅のある所。ここで昼食を摂った。枕崎といえば、そうマグロ、マグロの鉄火丼だ。
 始めにお断りしておきますが。記載順は、旅程とは全く無関係となっています。それに、鉄道とか観光とかではないことも。

JR最南端の駅
駅部分の拡大
 ここが最南端の駅「JR西大山駅」である。レンタカーの車窓からの写真ですが、開聞岳を背景に小さいが堂々としたものに見えた。菜の花が綺麗だった。

 右下の写真は部分拡大です「日本最南端の駅」とある。

 JR西大山駅はJR指宿−枕崎線の駅で本土最南端の駅である。畑の中にある無人駅である。本土最南端の駅だが2003年8月に沖縄都市モノレールが開業するまでは、この西大山駅が日本最南端の駅であった。

開聞岳
 開聞岳はどこから見ても美しい。そして誰も足を踏み込んだことの無いように綺麗だ。














指宿
 此所で一泊した。昭和の終わりの年に来て以来二度目だ。秀水園という。昭和61年より連続18年「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」「料理部門第一位」を受賞している。「瓦蕎麦」を又食べた、ウマイ。チェックアウトの時、オヤッ、靴が光っている。嬉しかった、こんな気持ち永らく味わっていない。大満足で宿を後にした。そうそう、指宿名物「砂蒸しブロ」も勿論満喫した。

お茶
 鹿児島といえば、鰹だけでなく「お茶」の名産地でもあることはご存知のことと思います。ここ知覧は「お茶・お茶・オチャ」である。旅館で紹介して貰った製茶工場の場所を「ナビ」にセットして。

知覧特攻平和会館(世界恒久平和を願いながら・・・)
 特攻平和会館は、大東亜戦争末期(戦後は太平洋戦争ともいう)、沖縄決戦に、人類史上類のない爆装した飛行機もろとも肉弾となり敵艦に体当たりした陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等貴重な資料を収集・保存・展示して当時の真情を後世に正しく伝え世界恒久の平和に寄与するものです。
 知覧町が、まちづくり特別対策事業により昭和60年度から2か年継続で知覧特攻遺品館を知覧特攻平和会館と改称して新築した。(以上パンフレットより)

知覧武家屋敷群
 母ヶ岳の優美な姿を背景とし260余年もの歳月を経て歴史の息吹を今に伝えるここは薩摩の小京都。
 江戸時代の知覧は当初、島津家の分家である佐多氏が地頭として治めていました。佐多氏は優れた当主が多く出て、薩摩藩の中でも重要な役目を果たしました。現在残る武家屋敷群は、佐多氏十六代島津久達(1651〜1719)の時代に造られたものではないかとされています。地区内は石垣で屋敷が区切られ、沖縄によく見られる石敢當(魔よけの石碑)や、屋敷入り口には屋敷内が見えないように屏風岩(沖縄のヒンプン)があります。知覧の港が江戸時代に琉球貿易の拠点であったことから、武家屋敷も琉球の影響を多く受けているようです。(以上パンフレットより)

電車
指宿−枕崎線「喜入」行きの電車 鹿児島市内中心部を走る路面電車
 車の助手席から走行中の電車の写真を撮った。車を停めることなく。(電車の姿を撮影するための旅では無かったので)






千巌園(磯庭園)
桜島が一番美しく見える所
 桜島を築山に錦江湾を池にみたてた雄大な借景をもつ千巌園は、万治元年(1658)、19代島津光久がこの地に別邸を構えたのを始まりとしています。
 園内には永い歴史を物語る史跡が数多くのこされております。千巌園の正門として作られた錫門、明治時代には島津家の本邸としても使用された御殿、日本で初めてガス灯を灯した鶴灯籠、琉球の国王から献上されたと伝えられる望獄楼。そのほか、千尋巌や曲水の庭、江南竹林など随所に中国風の造園を感じさせるものもあります。
 また、園内には数多くの植物が栽培され、四季折々の景観をみせてくれます。(以上パンフレットより)

霧島神宮
霧島神宮 ご神木
 霧島神宮は天祖天照大神の御神勅を猪畏み戴き高千穂峯に天降りまして皇基を建て給ひ国土を開拓し産業を振興遊ばされた肇国の祖神をお祀りしています。(以上案内板より)
 霧島温泉で更に一泊、指宿とは違い山の中の温泉。そして霧島神宮にお詣り。

青島
何という駅かな?
(日豊本線青島駅近く)
 鹿児島県を離れて宮崎県へ。プロ野球のキャンプ地だ、あちらこちらで案内表示があった。













鵜戸神宮
岬の先端崖に祀られている。

 鵜戸神宮は崇神(すじん)天王の頃の創建と伝えられる古い神社で初代の天王・神武天皇の父である「うがやふきあえずのみこと」をはじめ6神をお祀りしています。漁業・航海・縁結び・安産の神として信仰されており、一年を通じてたくさんの参拝客が訪れます。江戸の終わりまでは、鵜戸山大権現(うどさんだいごんげん)とよばれ寺坊が18あったといわれており、洞窟の中の朱塗りの極彩色の神殿に神仏集合時代の名残を見ることができます。本殿の真裏には、豊玉姫が残したといわれる乳房状のお乳岩があり、「うぶやふきあえずのみこと」はこの岩からしたたり落ちる清水で育てられたといわれています。また、本殿前の崖下にある亀の甲羅のような形になった岩に運玉(うんだま)といわれる素焼きの玉を投げて中に入れると願い事が叶うといわれています。(以上案内板より、尚一部の漢字は省きました)

 すごい所にある、そして素晴らしい神社だ。石段を登ったり降りたり少しも苦にならない。来て良かった。

飫肥の町並
 飫肥城趾のある町並みに入ると景観は一変。電柱が一本も見当たらない。歩道が綺麗に整備されている・・・。町づくりを考えていらっやる方は一度訪れてみては如何でしょう?

迂回
 鵜戸神宮から、飫肥の町経由で鹿児島空港へ行くコースでナビをセットして車を走らせた。一般道路の走行だけで十分間に合う・・・、筈だったが、「都城へは不通」と道路標示にあった。半信半疑でそのまま走らせたが又出た。車を止めてナビで経路を探した。ナビは有り難い「高速道路」への迂回路が見つかった。

セントレアに思う
 飛行機を降りてからが又大変、動く歩道を幾つ乗り継いだだろう。開港一周年を機に利用者の意見をまとめた記事を新聞で見たが、乗り降りの大変さは無かった、誰からアンケートを?一口に言って此所は飛行機に乗るための空港ではなく、単なる遊び場に過ぎないと感じると云っても過言ではあるまい。身体に障害を持たれている人は・・・・・考えただけで。(自分だけの偏見だろうか)

お断り:旅程とは関係なく好き勝手に雑記しました。


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