伝言アーカイブス 07    (メッセージのうち単なる伝言事項ではない「勉強法」などのファイル)    ROOM


  ☆ 同一内容のメッセージは学年の「低い」方に貼り付けます。

高校1年生

6月1日(金):  今の学力をさらけ出せ! 1年の最初の時点では、当然中学での勉強具合で差がついているだろう。が、所詮、中学での差は(確かに重要だが)取り返せる。いい集団と言うのは、構成員が切磋琢磨(途中であのバカとムカつくのもありーーーあの野郎に負けた、クヤシーと思え!)して、ある一点に収束するのである。現在の学力のトップにいるヤツを超えた点で収束するのがベストの集団である。そうなろうぜ。最悪の集団はリコーはリコー、アホはアホのまんま。収束しない集団。
 高校になって始めた(当然中学の延長ではあるが質的な差がある)科目=古典・英文法・英語REDERが80%(平均の1.5倍)ない諸君は時間をかけて徹底的にやること。

5月26日(土):  他校分にも挑戦 全員の答案が返却された段階で、英数古国は他校分にも挑戦してもらう予定。現文は『現代文解法の新技術』が使えるかどうか調べてみよう。

5月26日(土):  小さなテストを大切に 入学試験は受験生が出来ないような問題は出るはずがない。受験生の7割が出来なきゃその問題は没問だね。合否に関係するのは誰でも(7割が)出来る問題を人並みに落とさないこと。試験中に勉強していたらいくら時間があっても足りない。試験には頭を通さずにワンパターンで秒殺出来るように準備しておくこと。知識を均等に出せるようにしておくこと。そのためには、定期試験や模擬テストをこまめに復習しておくこと。オレが昔やり、息子にやらせた方法は『@科目ごとに試験問題、Aその解答解説をファイルする。Bケアレスミス以外で出来なかった問題はノートに「書き写して」(コピーでちゃ〜と取って切り張りするのはダメよ。やらないよりマシだが。)解きなおしておく。』
 *ファイルというのは、穴を開けてバインダーなどに綴じてゆくとけっこう面倒だし、穴なしのヤツはよくなくなる。オレは厚紙を科目ごとに1枚ずつ用意して、@問題、A解答解説を、次々に上から糊で貼っていった。試験は「後の処理」こそ命だぜ。 「何処が出来てれば」満点取れてたかを調べること。=「何処の部分の知識が無かった、OR 曖昧だったから」点を落としたたかを調べること。無反省だと、また同じことを繰り返す。

5月8日(水):  なぜ国語重視か 去年の受験生(名前はわかっていても知らないふりを)が、センター試験で現代文=87/100、古文=0/50、漢文は解答せず、を記録したからである。この受験生は現代文の読解力で古文を解こうとしたことが最大のミス。なまじ現代文が出来るものだから驕ったのかも。遠因はこの受験生の行っていた高校の受験指導のミスかも。「読解力で点は取れない。」はオレは真実だと思う。古文は助動詞、助詞を常に気にしながら「何となく」ではなく「絶対確実」な解釈をすること。が、点取りの第一歩だよ。5月5日(土)の「後半」をもう一度読むこと。

5月5日(土):  犬山市の教育長が「得点力と学力は別」だと言ったと書いたが、塾でやるのは「試験で」点数をいかに取るかだけ。塾生の諸君がそれぞれの科目の専門家になるわけではないからね。
 長年の経験則から最初は一定のルール(点取り法)を叩き込んだら、後は磁石が周りのゴミを引付けて大きくなるような科目として国語(現代文・古文)をやることにする。古文や現代文の分野で名を遂げ功なった大先生は「勉強は暗記ではなく理解が大切」と言う。これは半分はウソ。古文や現代文に全生活の大半の時間を費やすほど高校生はヒマではない。また、全体が判らない勉強(古文、現代文がまさにこれ。昔から読解力なんぞと実在しそうでしない「力」で騙されて来た。)ほどやっていて面白くなく詰まらない(=苦しい)ものはないので、とりあえず大学入試で80%取れる範囲の内容を先ず把握しよう。そしてポイントを丸暗記しよう。(と、言ったって、出来るわけないけどね。その範囲を知って努力&苦労すればいいんだよ。)

4月24日(火):  全国学力テストに不参加の犬山市の教育長が「得点力と学力は別」だと言った。これ当然。塾でやっているのは「得点力の獲得」である。3年後に全国一律レベルでの大学入試に対応するには先ず「得点力の獲得」を目指すが、この得点力と学力は別個のものではありえない。学力の向上のない得点力の獲得などあり得ないからである。

4月22日(日): 残像を残す勉強法 試験の時答案に向かったとき、自分の書いたノートが浮かんでくるようにせよ。そのために、@書くことの苦労をいとうな。Aせっかく作ったサブノートでも見返さなければ全く時間の浪費。書く時に後で書き込めるように空き地を残しておけ。B最初にノートに書き込む時、2回目の時、3回目の時、その回毎にマーカーで色を付けたり、絵を描いたり、蚊をつぶしたり、別のメモ紙を貼ったり・・・。覚えるための図柄を作ることだ。・・・数学は図を書け。英語、古典は文章を写せ。

4月17日(火): 1年数学は数Tスタート、数Aスタート(数Aの場合でも、集合〜と図形〜)、TA併走と、各校の思いのまま。どっちにしても中学の内容に毛の生えたレベルだから各自がんば。近日中に小問題集『オリジナル』が来るので楽しみにしといて。こっちは、今やってる「毛の生えたレベル」を入試レベルにするとどうなるか、がわかる。数学は中学の「難問集」+個々の質問――とします。

 一斉のお勉強は英語。中学の「難問集」とそれに対応した「高英T」。

 連休明けごろから「古文」。これは、文語文法を中心にやります。古文だって日本語だから6〜7割は内容把握できます。が、それだけではテストの点数は2〜30点でしょうね。文末決定性のある日本語(古文も日本語)では文末の助詞、助動詞の理解が最後の決めの場所です。視点を常にそこに置く読み方の練習をします。

4月15日(日): 文科省のやったテストで古文の点数がよくないとか。要するに勉強してないんだろうね。オレ自身、高1の1学期はなんのこっちゃっていう感じだったが、志望を国立から私立文系(慶応商)に変えた野球部の先輩の予備校夏期講習の「聴講券」で受講した古典(古文+漢文)の授業で「目からうろこの」経験をした。その先生、市内のランクの超低い女子短大の英文科の先生。趣味が半分で予備校の「古典」を担当していると言っていた。で、高校での最初の授業以来気になっていた活用のひとつの「已然形」について簡単な英文法を使って説明した。似たようなことを説明しているところも調べればあるもんだ。

 『已然とは「すでにそうした」「すでにそうなった」の意味であり、確定条件(〜ので)を表す「ば」や「ども」をつけることでできる語形であるのでこの名がある。一方、口語において仮定形と名称を変えたのは、この語形をつくる「ば」の文法的機能が仮定条件を表すものに変化したからである。ちなみに文語において仮定条件を表す場合、「ば」の前は未然形であった。已然形の名は東条義門が『和語説略図』(1833年)において已然言として以来のものであり、仮定形の名は吉岡郷甫『日本口語法』(1906年)からのものである。』出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

4月7日(土): どうしてそのような問題が出てくるかなどの起こりは学校と塾の説明で(とりあえず)十分。まず、問題を解け! 予備知識なしに取り組むと疑問が満ち溢れる。その疑問を頭の中に飼っておくことが大切だね。ちんたら解説を読んで(眺めて)いてもだめ。勉強したような気になるだけ。

「10で天才、15で神童、・・・」は、やるべき勉強量が10歳(小学生)と15歳(中学生)とそれ以降では大違いなんだろうね。塾屋30年の感覚からいうと、中学生:高校生=1:10位かな。もっとも全教科全範囲をやる必要なんぞは全くないけれどね。それと、芋ズル式に理解したり覚える、ある種の要領も必要だね。(オレのように要領だけというのもダメだけどね。)英語は主語、動詞などの文型と品詞をいじくっておれば試験には対応(8割は取れる)できるが、「味読」というのが出来なくなる(オレだけの事かも知れんが)。塾屋がいうのも可笑しいが、「語学」なんぞの意思伝達のツールは受験科目から外すべきだね。高1諸氏には、その辺を理解して欲しいな。数学は『書く手間を惜しまないこと』に尽きるね。図形でも数式でもごちゃごちゃ書いていればいずれ気がつく。答えのあるハズの問題を解くのだからパターンは何通りかに決まってしまうのだからね。

高校2年生

11月14日(水):  To.X OG X,お久。Mr.スリムのアフターサービス.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))
 英検準2のこと。英検は1次に全力を。2次はその流れで受かっちゃう。
成績の多角形で「文法、作文」が凹んでいる場合。 オレも大昔そうだった。英語そのものは、それなりに出来ていたんだけど文法(要するに連語)、作文(要するに連語)の箇所は点が取れなかった。読解は多少知識が不完全でも何とかなるが、連語は知らなきゃ何ともならない性質のもの。「文法、作文」が凹んでいるということは、連語プロパーの勉強が不足しているってことだよ。オレの場合、当時のベストセラー(受験生のバイブル)原仙作の『英文法標準問題精講』の( )のある例文を毎日50〜100文<最初は意味も見ながら>を声に出して読む練習をした。 連語や文法的な意味合いのある部分を( )でぬいているのがミソ。同様のスタイル本で数年前に塾で使ったのは桐原書店の『瓜生・篠田 頻出英熟語問題1000』これを3回まわせば、準2の連語は楽勝。受験には同『英語整序850』をやれば尚可。必ず、音読すること、連語や作文整序はリズムで覚えること。 そうすれば、Mr.スリムなんかお呼び出ないよ。ではばいちゃ。 PS、もうすぐ誕生日だそうだね。おめでと。17歳?、松五郎も11月24日で10歳です。

高校3年生


中学1年生

中学2年生

5月6日(日): 最低限度の試験準備はせよ。全くやらんちゅうのんは試験に対して失礼ちゅうもんじゃ。

中学3年生


社 会 人


ホームページに戻る  ROOM