Ubuntuへの最新OCamlの環境構築2014.11版
基本的にはOPAMを全面採用。ただしOPAMのビルドにはOCamlが必要なので、それはSynapticなどで入れておく。OCamlのバージョンは多少古くても大丈夫。build-essentialとかm4とかも必要。他にも必要なものはあるかもしれないがエラーが出て何が足りないか教えてくれる。
OPAMのソースアーカイブを展開してビルド(https://github.com/ocaml/opam/releases)。(2014.11ではopam-1.2.0.tar.gz)
README.mdにどうすべきか書いてある。
./configure make lib-ext make sudo make install
OPAMの初期化
opam init
.bashrcに環境変数用スクリプト呼び出しを入れて貰う。
最新OCamlインストール
opam switch
でインストール可能なバージョンが判る。
2014.11での最新は4.02.1。
opam switch 4.02.1
ログインし直す。
ツールを入れる。
opam install omake
ライブラリを入れる。
opam install calmzip opam install xml-light opam install batteries
~/.opam/opam-init/variables.sh
CAML_LD_LIBRARY_PATH に元のシステムの（古いOCamlの）余計なパスがあり、それがbatteriesなどの邪魔をするのでその余計なパスを削除する。
ライブラリなどOPAMでインストールしたアイテムのアーカイブは.opam/archivesにある。
ライブラリのAPIドキュメントは基本的にはアーカイブを展開し、.milから生成する。
Makefileに記述されていることもある。
CamlZipは直接.milから生成する。
mkdir camlzip_doc cd camlzip_doc ocamldoc -html -I ~/.opam/4.02.1/lib/camlzip ~/.opam/4.02.1/lib/camlzip/*.mli
XML-LightはMakefileに記述がある。
tar xzf ~/.opam/archives/xml-light.2.4+opam.tar.gz cd xml-light.2.4/ make
doc以下に生成される。
BatteriesはMakefileに記述がある。
tar xzf ~/.opam/archives/batteries.2.3.1+opam.tar.gz cd batteries.2.3.1 make doc
_build/batteries.docdir以下に生成される。
2014.11.13
OSTRACISM CO.
OSTRA / Takeshi Yoneki