リチャード コーベン 

リチャード コーベン:アメリカのコミックアーティスト
1970年代からエアブラシで着色したフルカラーコミックを発表し、紫や黄色を多用した独特の色彩感覚とリアルな描写、過激なストーリーで、アメリカのみならずヨーロッパでも多くのファンを獲得しました。
アレックス ロス、サイモン ビズレイ等により近年注目されているグラフィックノベルの先駆者的な存在。


リチャード コーベン 全集 (PART1)

リチャード コーベンの作品はアメリカで出版された物が中心となるはずですが、ドイツで出版されたコーベン全集(全13巻)はソフトカバー普及版に加えてハードカバー限定版も出版され内容も主要作品を網羅しています。
ドイツ版全集に合わせてアメリカ、フランス版の単行本各シリーズをご紹介します。


ドイツ版全集 第1巻 DEN ;1991 ハードカバー (カラー)

 コーベンの代表作DENの第1巻
元は臆病な電子技術者がゲートウェイを発生させる回路を組み立てて異次元へトリップ。そこはリザードマンや様々なモンスターが徘徊する異世界だった。
マッチョな体格へと変身した主人公がモンスターとの戦いを繰り広げながら壮大な冒険の旅をするというストーリー。

主人公は裸でスキンヘッドという従来のヒーロー像とは懸け離れたスタイルですが『このスタイルは無防備で傷つきやすいことを象徴すると共に、最もシンプルなスタイルにすることによって特定の民族に固定されない普遍性を尊重したもの。』とコーベンはインタビューに答えています。


(左) アメリカ版 NEVER WHERE 1978 (カラー)
内容はDEN1と同一です。2巻以降が続刊される以前はこのタイトルでしたが、その後DENに改題されました。

(右) アメリカ版 DEN (NEVER WHERE)(カラー)


ドイツ版全集 第2巻 DEN2 : 1991 ハードカバー (カラー)
コーベンは1955年にアニメーション映画カンパニーで働き始め、1968年に制作したアニメ映画のキャラクター”DEN”をコミック化しました。
アニメーションの手法をコミックに生かしたアクションシーンの描写は映画を見ているような感覚さえ与えます。






(左)
アメリカ版:DEN2 ソフトカバー (カラー)
(右)
フランス版:DEN2 ハードカバー (カラー)

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