1・リングにめり込む

Illustration KOICHI

まずは「リングにめり込む」です。

パイル・ドライバーを決めると、頭からリングに突き刺さり

文字どうり「めり込む」のです。

この表現も始まりは、JC8巻の「ウォーズマンVSペンタゴン」戦でしたが、

まだエルボーを食らって体がめり込む程度でした。

そのうち。この表現が気に入ったのか、

「キン肉マンVSウォーズマン」

でついに頭をリングにめり込ませたのです。

当時小学生だった私は

「リングってあんなにやわらかいんだぁ・・・」

とマジで思ったものです。

その後

「ウォーズマン」

が、始めてバッファローマンに

「ハリケーン・ミキサー」

をくらい頭からめり込む時や、

「バッファローマンVSウォーズマン」

の時など3回もめり込んでいました。

(なぜかウォーズマンがよく引き合いにでますねぇ)

本物のリングがあんなに柔らかい訳もなく

超人のパワーを表現するのと、

勢いを見せる為のマンガ的表現だと思います。

1000万パワーを誇るバッファローマンの

表現には最適な表現だと言えます。

この表現はのちの黄金のマスク編やタッグ編にも引き継がれて行く

「ゆで的・表現」として代表的なものです。

まだまだ「ゆで的・表現」は続きます。

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