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日本の彫金 手彫りの指輪専門店【Tebori】

電話でのお問い合わせはTEL.03-3918-6025

〒114-0024 東京都北区西ヶ原1-27-3-910

 彫金日記   2015.11

イギリスからマリッジリングのご注文


イギリスにお住いのお客様からのご注文で製作したマリッジリングです。

しかも、内側に和彫りの『龍』
日本人でもめったに注文する事のないリングです。

以前、パリ・ニューヨーク・シドニーからもマリッジリングのご注文を頂きましたが、
外国のお客様にも龍や桜の和彫りは大好評です!


 内側に龍を彫ったマリッジリング 
 内側に龍を彫ったマリッジリング 
 内側に龍を彫ったマリッジリング 
 内側に龍を彫ったマリッジリング 

Pt900で幅6mm、厚み1.5mm。
画像では分かりづらいですが、表面はサイドをカットして2段にして変化をつけてあります。

一見何気ないプラチナリングですが、内側に成功と繁栄を守護する龍を彫ったリング。
イギリス人のお客様の守護神となるように精根込めて彫りました。





 内側に龍、表に梅に鶯を彫ったマリッジリング 
 内側に龍、表に梅に鶯を彫ったマリッジリング 
 内側に龍、表に梅に鶯を彫ったマリッジリング 
 内側に龍、表に梅に鶯を彫ったマリッジリング 


日本人の奥様のリングは、K18素材で幅5mm。
やはり、内側に成功と繁栄を守護する龍を彫りました。
洋彫りではなかなか出来ない技法です。

お二人の守護神になりますように!!




 内側に龍、表に梅に鶯を彫ったマリッジリング 
 内側に龍、表に梅に鶯を彫ったマリッジリング 
 内側に龍、表に梅に鶯を彫ったマリッジリング 
 内側に龍、表に梅に鶯を彫ったマリッジリング 
 内側に龍、表に梅に鶯を彫ったマリッジリング 


表には日本の彫金の代表的な柄の『梅に鶯』。
外国の方に見られてもお客様が自慢出来るように、一彫り一彫り心を込めて彫りました。

『クール』と言って頂けるかな?(笑)




2015.12.8








和彫り

昔は和彫りと洋彫りの違いは模様で区別していました。
例えば、彫った部分が光って模様になる物を和彫りと言い、彫った後に残った部分が浮き上がって模様になる物を洋彫りと言っていました。

最近は彫り方そのもので分けていますが、和彫りの出来る人が少なくなっているのを実感します。

先日、御徒町の工具やへ行ってきましたが、洋彫り用のタガネの方が目立つ位置にあり、「和彫りに使うタガネは使いこなせる人が少ないので・・・」と言われてしまいました。(笑)

どちらもそれぞれの良さを表現できればそれで良いとは思いますが・・・。


 和彫り 桜 
 和彫り 桜 
 和彫り 桜 

相変わらず桜の注文は多いです。
日本人の感性に合うのですかね?



 和彫り フジオレンジに桜&菊 
 和彫り フジオレンジに桜&菊 
 和彫り フジオレンジに桜&菊 

アウトレット商品へのご注文がほぼ同時に入ってしまい、どちらもリピーターの方でしたので新規に作ってお送りする事になったフジオレンジに桜&菊の作品です。

現品限りの商品ですが、たまにはこういう事も有ります。(笑)






 和彫り 菊  和彫り 菊  和彫り 菊 
 和彫り 菊 
 和彫り 菊 
 和彫り 菊 


久しぶりにサイズ30号のリングを製作しました。
13号のリングが小さく見えますね。(笑)

金やプラチナ素材での製作はサイズにより価格が変わりますが、シルバーでは変わりません。
幅7mm、厚み2mm、サイズ30号でもジャスト¥10,000。(激安です!)




2015.11.29








小さな花


 小さな花 

 小さな花 

先日、西麻布を歩いていて花屋の軒先を見ると、アトリエにあるのと同じ物が¥250と表示されていました。近所の花屋では¥150位の表示が多いのですが、場所柄仕方ないですよね。

でも、管理が行き届いてなくて買おうという気持ちにはなれません。
それでも暗くなればお洒落な街になるのですから不思議ですよね!(笑)

私の場合は、毎週帰っている茨城の近くのホームセンターで買いますが、毎週、火曜と金曜日に入荷して大きな売り場が花いっぱいになていて、価格も驚くほど安いです。(もちろん高いものも有りますが)
ちなみに、画像の様な花々は全て¥98均一です。
その値段が頭に有るので東京で見ると・・・。(笑)

ガーデニング目的で大型カートに沢山積んでいる人が多い中、当然、しおれかけた花など誰も買う人は居ません。(もちろん、そのようなものは展示してありません!)

同じ物の値段が場所によって変わるのは仕方ありませんが、たとえ価格が安い小さな花でも生き生きとしていたら、素敵なお店に見えるのですがね!(笑)




2015.11.15








純プラチナ(ハードプラチナ)マリッジリング


家族の介護でアトリエに居ない事が多くなっている中で、メーカーからどうしても商品を今日中に必要と言われる事がちょくちょく有って困ってしまいます。(汗)
だって品物は届いていないし、アトリエにも居ないのに・・・(笑)

手彫りの加工は最終段階ですので(その後に研磨が有ります)、指輪本体を製作するメーカーが遅れると、そのしわ寄せがどうしても来てしまいます。

以前は、もっと余裕をもって動いていたのですが、最大手ですら、在庫を極力持たない受注生産ですから仕方がないのかも知れませんが・・・?

急いで帰って、再配達の手配をして、夜には何とか納めましたが、ちょっとやり過ぎですよね!!
携帯の番号さえばれなければ、こんな事にはならないのですがね。(笑)



 純プラチナ(ハードプラチナ)マリッジリング 


純プラチナと聞くと柔らかくて指輪には向かないと思う方が多いのではないでしょうか?
実際、一般的な純プラチナでは柔らかくて彫りにくく、強度的にも不向きです。

純プラチナの国際的な定義はスリーナインファイブプラス(純度99.95%以上)です。
その純度99.95%以外の0.05%の範囲以内で硬くしたのが純プラチナ(ハードプラチナ)です。

一般的なPt900よりも彫り易く、強度的にも優れていてお勧めの素材ですよ!
但し、最大手でないと扱っていないので、手に入りにくいですが・・・。




2015.11.14








精密カットマシン


手彫りの加工は鏨と金槌が有れば何とか出来ます。
指輪の加工に携わる職人の中でも一番道具の少ない方ではないでしょうか?(笑)

でも、その分、技術を習得するのに長い年月がかかりますし、その人の技術の差がもろに出てしまいます。

一方、指輪本体の作りは見ただけではそれほど変わりませんが、やはりきちんと作って有る物にはどことなくオーラが有ります。(機械の存在も大きいんですよ!)



 精密カットマシン 

Teboriの指輪は鏨と金槌だけで作っている訳では有りません。(当然ですが)(笑)
画像のマシンは国内に3〜4台しかない精密カットマシンで、これだけでも数千万円もします。

大手メーカーでも持っているところは殆どありません。
機械の存在がすべてでは有りませんが、ないと出来ない作業も出てきますし、お客様にご満足頂ける作品作りにはやはり欠かせません。




 精密カットマシン 

大手メーカーでしたら使っている所も多いですが、こちらも精密カットマシンのポサです。

もちろん、これらはごく一部のマシンで、その他の多くのマシンとダイヤモンドバイトを使った正確なカットと手彫りの技の融合からTeboriの指輪は出来上がります。




2015.11.10








みかん


 みかんの季節 



仕事仲間とみかんの話になった時に、東京では箱で買う人はいないと言う話になりました。
確かに箱をカートに積んで買い物をしている人は見ませんね。
でも、ネット入りのみかんではすぐに無くなってしまわないのかなぁ〜???

毎週末、茨城の家に帰っていますが、近くのスーパーでは2・3箱積んでレジに並んでいる人はざらにいます。(笑)
それに、これからの季節、外のレジでは買ったみかんに傷んだ物が混じっていないかを専門にチェックする人までいます。

今回は、今シーズン初めての箱買いでしたが、皆にお裾分けすると自分の所には果物かごにのる分だけしか残っていませんでした。(笑)

でも、光センサーって凄いですよね!
光センサーでチェックしたみかんで外れた事は有りません。
逆に、糖度が高すぎて痛みが早いのが心配な位です。(笑)

毎年十数箱は買っていますが、今シーズンはどうでしょう?
今週末も2箱買う予定です。(どんだけー) (笑)




2015.11.4








絶滅危惧種?


最近、彫金職人が本当に少なくなってきたと感じます。

えっ、でも、シルバーアクセサリーをやっている人は沢山いるし、
粘土でも作れるし・・・??


最近はアクセサリー等を作る事も含めて全て彫金と呼んでいますが、本来は鏨を使って金属に加工する事が彫金です。

全ての作業を一人でやってしまう職人さんは何処の世界にも沢山いらっしゃいます。
日本人は器用ですからね!

宝飾の世界でも、昔から錺職人は一人で全てをやってしまいますが、ただ一つ、出来ないのが彫金(彫り)です。

何故だと思いますか?

作る事は上手い下手を抜きにすれば誰でもすぐに出来ます。
しかし、彫りに関しては、ある程度修行を積まないと、まねる事すら出来ません。
その為に、業界内では昔から彫りだけは彫屋(彫金職人)に出しています。

一般向けのアクセサリーに線を入れる程度は何とかなりますが、業者向けの加工はある程度以上ののクオリティーが必要ですからね!


取引先に頼まれて、シルバーアクセを作り自分で彫っている人の相談にのってやる事も有りますが、驚く事や呆れる事の多い事多い事・・・。(笑)

シルバーに彫っていて超硬タガネが欠けてしまう相談を受けても・・・(大笑)

出来合いの工具をそのまま使って、ろくに練習もしないで彫れる訳ないでしょう!
基本的な練習を繰り返しやる事が上達の近道なのですがね・・・。


話が長くなりましたが、彫金職人が少なくなったと感じるのは、大手からの問い合わせです。

『普段出している職人が出来ない物をやってもらえないですか?』

『そんな事言われても・・・。』

初対面ではないのですが、従業員が200人近くいる最大手や、一昨日お断りしたのは、ゼクシー等にも必ず載っている有名なブランドを運営する会社です。

社内で彫れる限度を超えたレベルになった場合、当然外注となりますが、普段からの付き合いが無いと、いくら大手でも無理ですので!!




 唐草を彫った金のバングル 
 唐草を彫った金のバングル 
 唐草を彫った金のバングル 



国外で購入した製品に彫る事は全てお断りしています。
だって、表面の色と中の地金の色が違うなんて事がしょっちゅうですから!!(笑)

でも、知り合いに頼まれたら断れない事も有りますよね!
今回は幅4.5mm、厚み0.5mmのK22?(たぶん)のバングルです。
それも平甲丸ですので、両サイドはもっと薄いです。

『0.5mmに彫れるの?』と思うでしょうが、多分大丈夫です。(笑)

40年以上前の弟子の時代、金は今以上に貴重でしたが、時計のバンドを作っている錺職人のおじいさんがいました。
貴重な金ですので、出来る限り少ない量で作らなければなりません。
厚さ0.3mmの地金で強度も考慮しての作りです。
後にも先にも、ニッケル割りの金はこれしか彫った事が有りません。(金属アレルギーは大丈夫だったのかな?)
その作品に彫る経験が今に生きています。(0.3mmでは普通に彫ったら穴が開いてしまいます。)
昔だから出来ましたが、今の職人には絶対無理ですよね。

現在でも、金やプラチナで製作している人達はいろいろな細工を施していますが、銀やその他の素材で製作している人達は、効率を重視するあまり工夫が足らないのも事実です。

作った本人達が自慢のステンレスの一枚板のバングルに彫れと言われても、性質上メリハリが出ないので無理です。
金やプラチナで作る人達は、当然パーツを作り、それを組んで製品にする発想ですが、ステンでは・・・。
いっそ、プラチナで作れば何の問題もないのですが。(笑)




2015.11.2







日本の彫金本来の各種鏨を駆使した和彫りの指輪制作日記

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