椿姫@雑文


まだ今でもあの贅沢な時間・空間を思い出す度に涙がこぼれます。
剛クンが、日本最高の音響システムを誇るあの「サントリーホール」で舞台をやるらしいとの情報が流れ出してから「本当にやるのだろうか」「やるとして一体何をやるんだろう」「共演者は?」と謎は深いまま数日が過ぎました。

最初に会場に入ってまず感じた事はこの重厚な雰囲気の中で流れるであろう剛クンの声を聴く事の幸せでした。会場は“音”をとても大事にされており、ホール内は携帯電話の電波を遮断されてました。
多分座席は400未満だったと記憶してますが、クラッシックの殿堂と呼ばれるにふさわしい(?)椅子が整然と並べてありました。ただ一つ残念なのは舞台が低くて客席は傾斜がなく後方も最前列と同じ視線で舞台を見つめなければいけない事。もちろん今回は「Reading」と銘うっているのですから、台本を朗読する剛クンの声と田村さんの歌声、高田さんのピアノを堪能するのが本来の姿なのでしょうけど・・・
舞台と呼ばれるものは非常に狭く、その上にテーブルと椅子。テーブルには水差し・グラスと燭台。(燭台は後で舞台を盛り上げるのに非常に需要なものだと気付きました)
でも、最初はそのテーブルの後ろの黒いカーテンみたいなのが上がって、剛クンはそこに登場するのだと思ってたら前日も行かれた方から剛クンは置いてある椅子に座り朗読するのだと聴かされ、もう興奮は絶好調!
はしたなくもきゃーきゃー騒いでしまいました。だってあまりにも剛クンとの距離が短いので・・・
会場が暗くなり、開演を知らせるベル?の後剛クンは下手より白い衣装で登場。かなり特徴のある靴を履いていたと記憶してますが、それは後日のスマスマでも履いてたみたいですね。

舞台はオープニング、一場〜四場、エピローグの構成でした。(詳細は管理人のレポを御参照くださいまし)
舞台の途中すごくセクシーに見えたシーンは、四場の途中でライターでろうそくに付けた炎を剛クンが吹き消す所です。一瞬とがった口元がなんとも。そしてジェラシーを感じたのは、カーテンコール(あの場合もこう表現していいのか疑問ですが)で赤いドレスの田村さんを自然にエスコートした姿。これはかなりきましたわ。
凛々しく感じたのはやはり朗読している姿です。神々しいとはオーバーかもしれませんが、私には後光さえ見えた気がします。

内容の感想としては、色んな意見もあるでしょうがわたくしは全体的にとてもよかったと感じました。何よりも剛クンの声質が認められ、動きも共演者もなくただ一人で「業務日誌」と称された台本を読み上げ、登場人物を声の表情だけで演じ分け舞台を作っていく。(主人公である“有谷”よりも最初の彼の上司である“笹倉”の声の方が好みです。低くてセクシーなんですもの)
かなり難しい舞台なのではないか?と思うのは、演劇に対しての知識もないし、剛クンファンならではの甘い考えなんでしょうかね。
稽古で “有谷”が余程噛み噛みしたのかすごく丁寧に読んでたような気がします。本人も以前滑舌がよくないと言っていたように途中何度も聴きづらく感じるところがありました。これは歌と共に今後の剛クンの課題でしょう。


そして田村さんの歌声。ステキでした。オペラは初めてなのですが、違和感なくとてもいいお声に圧倒されてしまいました。
高田さんのピアノは実に効果的に舞台を盛り上げてくれました。

今後、このような舞台を剛クンのライフワークとして定期的に演ってくれるのが希望です。


<チケットの事>
今回は4日間5公演と非常に期間が短く公演回数も少なく、更にキャパが少ない。おまけのように様々な情報が入りだしてから、初日までの短さも手伝ってチケットを手にするのは毎年のコンサ以上にも思えました。このような状況で多方面で協力していただいたみなさまに感謝致します。