アナ 「ハイSMAPでらいおんはーとをお聞きいただきました。木村さんはこの曲に何か思い出とかエピソードなんかありますか?」
木村 「いえ、別に」
アナ 「あ、そうで・・・」

ピッ(カーラジオを消す音)

ナレーション「成田へ向かう高速道路は適度に空いていた。木村拓哉は5年ぶりに帰国する友人を迎えに愛車を走らせていた」
木村 「5年ぶりかぁ、ずいぶん変わっちゃったんだろうなぁあいつ」
ナレ 「5年前のある日、木村はその友人から日本を離れる事を打ち明けられたのだった」

木村 「なあ」
友人 「ああ」
木村 「体だけには気をつけろよ」
友人 「うん」


ナレ 「その友人が5年ぶりに日本に帰ってくるのだ。ね?木村君」
木村 「うん、え?誰?」
ナレ「助手席には日本を離れていた友人に聞かせようと用意したSMAPのアルバムが置いてあった」
木村 「あいつこれ聞いて何ていうかなぁ?」
ナレ「音楽に対する感じ方で議論になった時ムキになって反論する友人の顔を思い浮かべて
木村は知らず知らず笑みがこぼれた」
木村「ふっ」
ナレ「すごくおかしくなって来た」
木村「ははははははは」
ナレ「大笑いした」
木村「うわはははははははは」
ナレ「貴婦人のように笑った」
木村「おほほほほほほほ・・・」
ナレ「貴婦人のように大笑いした」
木村「おーーほほほほほほおほ」
ナレ「もっと」
木村「おほほほほほほ!!」
ナレ「もっと」
木村「うおーーほほほほうおほほ、おほ(むせこむ)何やってるんだ俺」
ナレ「相変わらず道は空いている。
この分だと1時間は早く着けそうだ。木村は腕時計に目をやった。というよりじっと見つめた」
木村「・・・・・・・・・・まだ?まだ見てるの?時計・・・おい、ちょっと、おいって、こ・・こええよちょっと、前見ろ俺!!」
ナレ「ようやく木村が顔を上げるとそこは雪国だった」
 
ヒュウーーーーーー
木村「うーさみい」

ナレ「木村の操縦するスノーモービルは雪煙を上げて進んでいった」
木村「成田ってこんな雪国だっけ?」
ナレ「あ、そうだ成田に向かってんだった」
木村「あ、もどった、ん?何だったんだ?今の」
ナレ「隣の車線を行くリムジンバスから子供が笑っていた」
木村「あぁ家族旅行か、ふぅん、あんな楽しそうに」
ナレ「木村のスノーモービルを見て笑っていた」
木村「そこは戻ってねえのかよ」
ナレ「じゃあもどす」
木村「たのむよ・・・ん?誰今の?」
ナレ「そろそろ空港への出口が見えてきた」
木村「いよいよか」
ナレ「男ぶりを上げたであろう友人を迎える事への期待に木村の胸は膨らんだ」
木村「ふふ」
ナレ「もはやその胸はBカップにまで膨らんでいた」
木村「ん?なんだこれ・・どうしたの?俺の胸」
ナレ「ちょっと触れてみた」
木村「あん・・・って何やってるんだ俺は」
ナレ「木村が胸を躍らせるのも無理は無いだろう、なんと言っても1日ぶりに会うのだ」
木村「どんな風になってるのかなぁ、この一日間で。ずいぶん変わっちゃって・・・ん?一日?あんま変わってねえか。え?何で俺昨日会った奴わざわざ迎えに行くんだ」
ナレ「疑問に感じながらも木村の胸は期待に膨らんだ」
木村「すーー」
ナレ「もはやその胸はBカップにまで膨らんでいた」
木村「なんだこれ
ナレ「ちょっと触ってみた」
木村「あん・・・ってさっきもやったろこれ!!」
ナレ「いよいよ空港の建物が見えてきた。もうすぐ、もうすぐ25年ぶりに親友に逢える」
木村「25年ぶりかぁ。あいつもちょっとは変わった・・・めちゃくちゃ変わってるじゃねえか25年って。てか見てもわかんねえよ俺」
ナレ「木村は少々混乱したが運転は少しも乱れる事は無く彼の操縦する飛行機は大空高く飛び立っていった」




吾郎(あの大空を飛ぶ飛行機のように)

男子走り幅跳び決勝稲垣吾郎は最後の跳躍にすべてをかけていた。

吾郎「よし」(拍手促す)
パンパンパンパン
吾郎「あれ?誰も手拍子してくれないうわーー寂しい」


稲垣は考えた手拍子を変えてみることにした

チョチョンガチョンチョチョンガチョン

吾郎「馬鹿か俺は。あ、そうだパーララパララパララララ、パーラララ・・・(青い稲妻のイントロ)」
同時に会場から手拍子


  〜青い稲妻♪

吾郎「パーララパララパララララ・・・パーララパララパララララ」

稲垣選手タイムオーバーです

吾郎「馬鹿か俺は」