生物校外授業報告

武生高校では,毎年夏休み,3年生の理系生物選択者を対象に,福井県立恐竜博物館で校外授業を実施しています。

生物の進化と系統の分野の,非常に優れた教材が,世界でも有数の施設である恐竜博物館にあります。生徒は,恐竜の化石などの標本や説明と格闘し,生物の進化の巧妙さや,長い地球の歴史に感銘を受けます。

今年は,午前中の課外の途中から貸し切りバスで勝山にむかいました。バスの中で昼食をとった後,博物館に入館してまずはガイダンス。

特別にお願いして,研究員の方に博物館の説明と生物の歴史についてのレクチャーをしていただきました。短い時間でしたが,重要なエッセンスのつまった,大変分かりやすい説明を聞かせていただきました。

そして3時間(例年は4時間),各自のテーマにそって館内を見てまわり,メモをとったり,解説員の方に質問したりと,時間一杯学習活動に取り組みました。

生徒が取り組んだテーマの例です。

「恐竜なぜ絶滅したのか」・「空を飛ぶ動物の系統関係を知る」・「地球環境の変化と生物の進化の関係は」

などなど,どのようなレポートが提出されるか楽しみです。

「本日お世話になった皆様に深くお礼申し上げます。生徒達は,皆さんに感謝すると同時に,皆さんのお仕事にも興味を持ったようです。完成度の高いレポート作成を目指して,生徒が個人でまた伺うかも知れませんが,その時はよろしくお願いします」(B)

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