2003/9 その1
現在飼育中のマコ(♀と判明)の食性で判明したことを書いておきます
@動きすぎるエサは怖がる
ジャリメとアオイソメだと,鋭角に動くジャリメは露骨に警戒して
一気には食いつかない(確かに喰いが異様に落ちますね)
A管が好き
アサリのむき身を与えると90%,最初に水管に噛みつく。
固まっている状態より,切れてビラビラしている方が喜んで寄ってくる。
(此は試してみんとあかんなぁ。水管は実釣で確信してるけど)
B変なモノが好き
アオイソメ,生シラス,イサダ,アサリむき身,スウリ,
塩ゴカイ,スパゲッティ,オキアミ,各1p程度を同時
に投入すると,怯えて砂に潜ったあと,目の前にあった
スパゲッティを,モグモグ…スウリは嫌いみたいです。
C深窓の令嬢
同じ水槽にいる,竜宮ハゼ3尾,マハゼ2尾,小ネウ2尾
木っ端石ガレイ1尾の面々にエサを奪われても,奪い返す
事はしない。食性調査の際はその他の面々は隔離しないと
砂から目だけ出して喰いません。
※2週間を経て第3者から見ると明らかに,ワレに対して「慣れ」て
きている反応が見られるので,自然界のマコと一致しない可能性が
あります。あと,集団(2〜3尾でも)でも食性は随分異なる
そうです。
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2003/9 その2
ウチのマコ嬢は相変わらず砂に潜り目だけ出してます,
@現在,体長は20センチ弱
飼育は9月10日から。出身は志津川湾の牡蠣だな付近。
A♀の根拠は?
裏返すとうっすら腹付近がピンク色っぽいから。
(♂の線も否定は出来ない)(弄くり回して危険なTT氏)
B今日のお嬢様考察
エサを2日やらないと,底面積85p×48pの水槽内を
徘徊する。(月曜の朝,水槽上部の蓋がびしょ濡れで
犯人はマコ嬢と石小僧が暴れているらしいとのこと)
金曜日にたっぷりエサを与えるが,喰うだけ喰わすと
エラから細いアオイソメを垂らすまで約100円分くらい
喰う時と,1本をモグモグして,砂に潜ったきりになる時が
あり,その理由はまだ判明せず。(どこのお嬢様も金がかかる)
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2003/9 その3
本日機嫌悪し
エサに亀用の乾燥イトミミズを与えたからかな〜。
エサの動きは、定説のフワ〜っと落ちてくる状態に反応するが,
一番はモソモソっと砂煙を上げて動く物体(ケンコが水管から水
と共に砂をベフっと吐く感じ位)を見ると砂から出てきて
エサを追い食いします。(うん。結構、水管喰ってるなぁ)
どうも,私的見解では,「視覚」ではなく振動等の「感覚」
の方が優先されている様な気がします。
(小突きの定説が実証されてますかね。次回は模倣再現を実行
してみましょう。初心者のモタモタ小突き→置き竿で大型っ
うのもまんざらでしょうか。よっしゃ、2本だしてと)
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2003/10 その4
@おすましマコ嬢
なにげに気付いたのですが、いつも同じ向きということで,
浄化装置の向きを変えてみたら水流に正対する向きに移動。
斜面に対しては鈍感のようで,余り気にしない模様。
(潮に対して頭を向けている事が実証す!)
Aコラーゲン分泌
ついでに,体表のヌルヌルは平常時は殆ど出さないが,棒で突いて
虐めたりするとフィルターが詰まる位に分泌する。
(TT氏はSなのかもしんない・・・危険ぢゃ・・・)
B明るい所は苦手なの
明るすぎると活性が落ちるようで,布で水槽を覆うと,エサの
追いもヨロシイ。ケミ蛍実験ではドロを水槽に入れて掻き回して
実験してみました。小ネウはケミ付きイソメ団子に寄るが、彼女は
通常のエサへの反応と変化無し。水が澄んでると,近寄らずジッと
凝視している。
C新発見!
冷凍のイカナゴ(メロウド)に異常反応し,初めて石小僧から
強奪して喰った。活きエビに次いで良い反応を示した。因みに
死んだ藻エビには見向きもしなかった。
(オラ、メロウドでイシとアカジはあんだけど・・・)
追記:
エサは喰うけど,ストレスか運動不足か体格が悪くなってきてます。
某島水族館に聞いてみたら,浄水器の圧を強めて水流を強くしないと
弱るとのこと。ノズルをペンチで挟んで水槽内の水流に変化を
付けてみました。
(潮止まりに喰いが極端に落ちるのと関係はあるのでしょうか?)
マコは夜は動きません。寝ているのかな。ハゼは見るからに
爆睡してます。目蓋がないから判断不能です。
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2003/10 その5
@マコ嬢のお散歩
マコ嬢は,なぜか今日は砂に潜らずユラユラと水槽内を回遊
していました。
回遊中はエサには余り興味を示さず,午後辺りから底に落ちて
いるイソメの破片等をあさってました。底にいるケンコを気に入った
らしく、ひっくり返したりしていじめるので,冷凍イカナゴを
あずけてました。
しかし,動き回った割に食は余り進まずでした。
(回遊中は餌を食わない。移動後は食が落ちるのでは・・・
もすこしデーターをもらわんとわからんなぁ。)
追記:本日マコ嬢の写真を撮りました。ケータイ写真
なので写りは悪いすけど…右下のはイシのシッポです。

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2003/10 その6
@本日,マコ様 超不機嫌
イカナゴも最初は無視して潜りっぱなしでした。
そんな時でも,相変わらず砂煙には鋭く反応して「目」で様子を伺ってます。
そのポイントへエサを投入すると「しゃぁーねぇーなぁ〜」といった 感じで
モソモソ移動してモグモグしてます。イカナゴも飽きたのかな。
A食紅で赤くしたエサと天然色エサどっちが好きか!
アオイソメ・アサリ・藻エビを試してみましたが・・・・
色実験は,ホント気分次第の様で…ネウッコは完全に赤い方が好き
みたいです。(ほんに暇な事を・・・。いただきます。)
Bマコ好みのニオイはナンだ?
大好きなイカナゴにまぶしてみました!
ニンニク・トウガラシ・ミント・コショウ
醤油・ソース・シオカラ・カレー粉
ニオイ実験は香水付きの手で持ったイカナゴを投入したら無視どころか,
水槽内で対角線上に逃げた事からキライなニオイがあるなら好きなニオイも
あるのでは?との憶測からっす。
いずれにしても,強いニオイは嫌いみたいです。反応を示しているのは
…「醤油」…なんか複雑です。(あんたね〜、もうちょい違うもん試して)
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2003/10 その7
追記業務連絡
諸般の事情でマコお嬢様の放流が早まりそうです。
理由は多々ありますが,リュウグウハゼの頓死が一番大きいかなぁ。
一応,抗生物質を水には超微量混ぜているのですが…
経験上,同じ水槽で1尾が逝くと連鎖反応的にバタバタっと逝くので,
様子を見て即放流の体制を取ってます。(残念だけど、魚命優先願います)
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2003/10 その8
連休暇後のマコ嬢
特に変化無し。その他石小僧やハゼドン1号2号共に元気。
リュウグウ1号はブロックの穴から出てきませんが生きてます。
リュウグウ2号の死因は体長その他から寿命説でけりが付きそうです。
又は,塩分濃度が合わなかったのでは?との説も出ています。
(天然海水を活性炭で濾過し,塩化ナトリウム濃度3%前後にしています。
薄目の方が微妙に活性がよい。)
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2003/10 その9
「アオイソメのアタマとシッポどっちから喰うか?
イシは5本中,4本は明らかに狙ってアタマの方から食いつきました。
マコはイソメ周辺の空間全てを瞬間的に「ガボッ」と飲み込むので不明。
素朴な疑問結論的には「胴体から」のパターンでした。
昨日,エサをもらってないので本日の食いは好調で,またしても
エラから細いイソメをはみ出させてもがいてました。
(先日、しっぽから針につけたらイシが来たのは偶然だろうか・・・)
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2003/10 その10
ハゼはお馬鹿,リュウグウは超大馬鹿者。
ブロックの穴からなかなか出てこないリュウグウ1号は、よく見たらタマゴを
産んでました。2号の死因との因果関係は未だ謎です。しかし、不用心に
ブロック穴際の隙間に産卵したのが運の尽きで,エサやりの際にコーフンした
ハゼ1号2号にどさくさ紛れにパックリやられ,飛び散ったタマゴを自ら食す
大馬鹿者ぶりを披露し呆気にとられました。
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2003/10 その11
実釣に役立ちそうな実験予告
ここの所,マコ嬢はユラユラ散歩する時間が多くなってます。エサも追い食いするように
なりました。
イカナゴ・アオイソメ・藻エビ・エラコ同時投下では藻エビ→イカナゴ→アオイソメ,の順。
エラコは無視してます。
明日は,知人の御厚意により「多足虫5種同時投下」をする予定です。
新鮮アオイソメ・危篤アオイソメ・赤エラコ・黄エラコ・岩ゴカイの五種です。
運が良ければコガネムシとユムシも加わります。
危篤アオは溶けかかってます。おぇっとなる薫りを漂わせてます。
(私ゃ 新鮮アオイソメ→岩ゴカイ→危篤アオイソメ→赤エラコ→黄エラコの予想)
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2003/10 その12
大穴予想外の展開
1:新鮮アオイソメ 2:岩ゴカイ 3:ユムシ 4:腐乱アオイソメ 5:ミミズ
6:赤エラコ 7:黄エラコ それぞれ1p。
なおコガネムシは入荷なしで不参加代理でその辺から掘ってきたミミズで代用。
魚種別データを取るためにイシとマコは水槽を仕切って,ハゼ共は隔離して実験開始。
イシ君の場合
真っ先にユムシに近寄り一気のみ。次いで新鮮アオを食しました。エラコは赤黄
共に無視。岩ゴカイ後に,ミミズを喰わえたあと暫く凝固した後ゴックン。
底に落ちたエラコを食し,腐乱アオは最後まで水槽の底に。
マコ嬢の場合
真っ先に寄ったのはユムシ。ただし最初に喰ったのは岩ゴカイ。次いで新鮮アオ。
食いつくした後,目の前のミミズを無視してエラコに接近するも,その際にフワッと揺れた
腐乱アオに気を取られ凝視。だが170度回頭して赤エラコをミミズと同時にガボッと
やってついでに黄エラコも。エラコ軍団を食した際に自ら起こした水流で浮き上がった腐乱
アオの破片を水中でパクパクとやって終了。
追加実験
新鮮アオ・岩ゴカイ・ユムシの3つをカゴに入れて水槽に投入。
イシはよほどユムシに興味があるらしく,カゴに体当たりまで
する始末。マコは特に興味を示さないというかカゴ自体を警戒
している様子。ただし,間違ってカゴを落としたら底に付いた際の
砂煙をギョロッと見つめて興味津々の様子でした。
結論:イシはユムシ。マコは砂煙が好き。
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2003/10 その13
我,戯れにサンマの細切り入れてみる…。 イシは喰うが,マコ喰わず…
隔離しても結果は同様でした。イシガレイは成長すると魚食性が強くなるといいますが
ウチのイシ小僧は18pほど…おませです。(飼い主に似たのだと私は思うのだが・・・)
35pほどの活マコは市場で1600円でした。40p越えると,逆に値段が
下がるとか。8〜10月まではヒラメより高値がつくそうです。
ちなみにウチのマコは,「水槽で2週間以上飼っているマコに商品価値は無い」
そうです。
あと,カレイの天敵ですが「エイ」だそうです。またネコ鮫等の底にいる鮫類が
カレイを食うそうです。特に「エイ」の被害は大きいらしく,木っ端は丸飲み。大型でも
10円ハゲ状に傷が付いていたらエイ(カスベ)に囓られた跡の可能性が高いそうです。
そうそう,希に「ヒラメ」が「カレイ」を喰うそうです。(ヒラメは私刑ぢゃ!)
(私事で恐縮ですが、以前、掌アカジを着けたまましておいたら、ボッケに変わりました。
あやつは丸飲みしていたので、一緒に釣られて来たのです。)
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2003/10 その14
揺れる眼差し?
今日は,営業がヒマ垂れ日(HP作りの日)なのでずっと観察してました。
朝 8:00 定例の朝ご飯。ゴカイを捕食。食いは余り良くない。
昼13:15 余った岩ゴカイとアオイソメ。岩は小ネウに強奪されアオイソメの
固まりを一気飲み。
夕17:00 エサやるも捕食せず。イシとリュウグウが2尾でエサ占領。
目の前で砂煙を立ててエサを出すも無視。
本日は砂に潜って目だけ出してキョロキョロしてました。原因はおそらく
昨日,水の入れ替えをしたためだと思います。今までも水を入れ替えると半日は
砂から出てこないパターンが多かったっす。
珍しく水槽の壁際で潜ってたので(いつもど真ん中)アホショット付けます。

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2003/10 その15
イシガレイの暴走
月曜の朝,定例の水槽点検中,ハゼ1・2,リュウグウ1,マコ1,小ネウ2…
イシ小僧が居ない…と思ったら,「ガサガサガサ…」??????
なんと水槽の横で息も絶え絶えでハフハフしてました。
あと,30分遅かったら干物になっていたかも。
そう言えば奴らは船のバケツからも時々脱出しましたっけ…
ハゼの憂鬱
最近,マコ嬢は回遊しつつハゼ1号(10p)をイジメる。
遊ぼうと思っているのだろうが,マコの起こす水流にハゼは困惑気味で,
傍目には物凄く嫌がっているように見えます。
もう一方のハゼ2号(18p)にも時々,フライングボディーアタックを
かましてます。目的は一切不明。
喰おうとしている気配は全くなし。
リュウグウの悲劇
自ら産卵したタマゴを食した大馬鹿リュウグウ,かろうじて残ったタマゴも壊滅。
犯人はイシガレイの模様。理由はヤツがエサを追った際,エラから数個のタマゴの
破片らしき物体が噴出したため。
マコのエサ
アオイソメに関して,最近のデータ(?)を分析すると以下のことが判明しました。
・鮮度には無頓着らしい。瀕死のアオイソメもユラユラ動き,視界に入れば喰うみたい。
・ジッと見つめてにじり寄ってきてそのあと周辺の砂ごと一気食いのパターンは
どのエサでも一緒。細い青だとその傾向は拡大する。
・活性の良いときは,フワフワ落ちてくるエサを食い上げる。
・一尾丸ごとより,千切ってある方が「追い」がよい。ニオイかな?
※↑ライバルが増えるので掲載を控えようかと思ったのですが,顔で笑って
心で泣いて・・・ 削除しないでアップします。 私ってけなげ・・・
と言う事で,刺身マコを揚げた方は私に活魚のまま献上するように (^_^)ニコニコ
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2003/10 その16
そろそろ限界!
時期的にハゼは湾内放流の限界なのでハゼ&ラクビー君,小ネウ共は本日放流してきました。
マコとイシも放流期限が近づいております。また酸欠気味のようで,可哀想になってきました。
別室の熱帯魚水槽に転居希望を出しましたが,あっさり却下。下劣な魚を養う余裕は無いとか。
(要するにエサやりがイヤ)
と,言うことで放流直後に知らぬ人の食卓に上るのも忍びないので,明日から実際の釣り仕掛け
での食性実験をする予定です。(もちろんハリの返しは外します)
仕掛け付きのエサだと「痛い」事を学習してくれれば多少は生き延びるのでは?
せめて膨れてきた腹の中身を出しきる時期までは…と考えてもいます。
ということで試してみたい仕掛けの形状等のリクエストがありましたらお寄せ下さい。
御願い:マコ嬢には,放流の際タグをつける予定ですので,万一釣り上げた場合
ご一報くださると助かります。そして,お情けが有りますれば,返して
やって下さると・・・。まぁ,網や底曳きで一網打尽かもしれませんが・・・
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2003/11 その17
マコ嬢の嫁ぎ先?
ウチのマコですが,某湾の沖合に放流する予定でしたが,某研究施設に嫁ぐことと
相成りました。何でも彼の地では,私の見たことない・釣ったことないのブツの研究に
勤しんでいるそうですが,施設内の水槽に余裕があるということで,交渉が成立しました。
(えがったね〜。根こそぎ釣る・獲る方々に捕まる心配なくなって・・・(∩.∩))
何でも,向こうさんの言い分では,一応抗生物質入り人工海水に2ヶ月以上居たウチの
マコ嬢なら,即戦力でデータ収集が可能とかで・・・・
つぅ〜ことで五目延縄仕掛け結果から。
実験方法はエサを追うか追わぬかで,食いつく瞬間に仕掛けごと引き上げました。
@ハリの色(黒・虫色・赤・金・ノーマル・イソメ色)
Aビーズに関して(金青・透明・蛍光赤・蛍光緑・パール)
Bハリスの色(黒・赤・青・透明)
Cハリスの太さ&長さ
Dよれたテグス
o(^-^)o ワクワク
追記:イシ小僧は引き取り手無し。放流か… ((>_<)ヽ ナケルゼェ)
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2003/11 その18
残酷なマコ嬢のテーゼ?
本日のマコ嬢はケンコイジメにご執心で,ど突きまくってまして,しまいには
とうとう水管から中身を引きずり出して喰ってしまったようで,貝殻が1セット
きれいに転がってました。
同僚が休憩時間に仕掛け実験道具で遊んでたら,イシ小僧を見事に釣ってしまい,
しかも飲まれてしまって大騒ぎになりました。返しを取ってなかったら逝ってましたね。
エサはイソメで,何でも水面近くまで追ってきて一気飲みだそうです。
こちらでは,ナメタの便りも聞こえだしました。何でもネウッコ釣りに行って50pの
ブツを上げてきたとか。マコを嫁がせた後にはナメタ実験でもするか?とのお達しでしたが
業務命令でもお断りする所存です。ワタクシ,ヤツの煮付けはバナナと並んで喰えない
モノリスト入りしているので…
(美味しいのに〜〜。 もったいないこって・・・ んでマツカワにしませう!)
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2003/11 その19
秋桜の日
マコ嬢は11月21日に一部関係者に見送られ嫁ぐ予定です。(ちと悲しいのぉ〜)
イシ小僧は同日,放流予定。遠浅の砂地なので連中にとってはパラダイスでしょう。
ハラボテ化の激しいマコ嬢は,本日入れ食い状態でアオイソメ大6本一気食いです。
その後は砂に潜り目だけ出してたと思いきや,再びケンコイジメを始めたのでイソメを
追加しましたが,どうにも止まらない状態でとうとう喰ってしまいました。
ケンコを喰う手順は
@デロ〜ンと出している水管ににじり寄って被さるように食い付く。
Aそこを手がかりに引きずり回す,ブン回す,砂に叩き付ける等々の荒技をコンボでかけ,
中身を引きずり出しケンコはギブアップ
B残っている貝柱には余り興味を示さず,むしろイシ君がコリコリこそげ取るように喰う。
ってな具合ですが,暴れまくるので水槽周辺は水浸しです。
どうも,水槽内のケンコ1号〜7号が弱りだしているようなので被害は広がりそうです。
(ケンコにまで,発番つけてんのね・・・。あんたという人は。。。。 )
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2003/11 その20
結納の儀
時に,マコの嫁ぎ先から結納の品が届いてました。シーモンキーのタマゴとビタミン剤です。
マコは自然界でイソメ類の多足虫類よりも,むしろ甲殻類のプランクトン類を日常的に食して
いますので,本来は飼育でもシオミズツボワムシとかアルテミアといったプランクトンを,使用
しているみたいです。
シーモンキーもアルテミアの成長体なので似たようなモンでしょうけど,なんぼ考えても
釣りエサにはなりそうもありません。おがっても2oですから…(何号の針だろか?)
問題はビタミン剤で,コンビニで売ってるサプリと同じモノ。
連絡では錠剤をそのまま喰う時もあるらしいが,ビタミンCって水溶性が高いので溶けちゃうと
摂取量が問題だし(3日に一錠程度)さてどうするか…明日考えます。
(ビタミン剤なら釣り餌に使えるかなぁ・・・などと考えてはいけまへんよぉ)
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2003/11 その21
お嬢様のアルバム・・・(前編)
成長記録
捕獲時18pぐらい→20pとチョイ。
重さ不明→暴れるので計測不可少し重くなったが身は薄くなったかな?
常食したモノ
・イソメ類(青・岩・エラコ・天然ゴカイ)
・魚類(コウナゴ・釜揚げシラス・
・甲殻類(藻エビ・沼エビ・防波堤で取った小エビ)
・ケンコ類(アサリ*記録更新中・シジミ・ホタテ)
あまり好きそうではないが喰ったモノ
・イソメ類(塩エラコ・亀用乾燥イトミミズ)
・魚類(イワシ切り身・サンマの切り身)
・甲殻類(イカの切り身・イカのワタ・オキアミ・イサダ・茹でシャコ)
・ケンコ類(スウリ・ホヤ切り身・カラスガイ・茹でホッキ)
・その他(カマボコ・鶏ささみ)
多分勘違いで喰ったモノ
・スパゲッティー(ナポリタン)
・うどん(インスタント)
・ニンジン(千切り)
・キャベツ(千切り)
2日水槽に沈んでても見向きもしなかったモノ
・糸コン・シラタキ・タラコ・グリーンガム・牛切り身・
続く・・・
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2003/11 その22
嫁入り支度
マコですが,変なモノ喰って,変なウンコすると嫁ぎ先で困るそうなので
嫁入り5日前からは一切,指定のエサ(アルテミア配合飼料)以外はやらないで
欲しいとのことですので,今週末が実験のラストチャンスどえす。
(うーーーん。 あせあせあせっ (((((((・・;)サササッ)
お嬢様のアルバム・・・(後編)
○嫌いなニオイ
・ミント系香料又はサリチル酸系香料…近寄ろうともしない。
・機械油…さび止めに油を吹いたスイベルを水槽に入れたら大パニック!相当嫌いみたい。
○好きな音…ビーズ類が鳴る程度のカチャカチャ音
○嫌いな音…水槽を叩く音
○好きな色…不明
○嫌いな色…もっと不明 (もしもし?)
食いが良くなる時間帯
○午前中9時くらい〜10時,午後1〜3時が統計的によく喰う。
それ以外の時間帯はあまり喰わない。
(田代沖の地獄の10時過ぎは納得でける感じがします。 ← ホンマどすえ)
結論としてかなりの気まぐれ気質。そのくせ,最近気づいたのは,水槽内の同じ場所に
居たがる。
(-_-#) ピクピク ← ピンと来た人はマコ病です。
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2003/11 その23
ソフトルアーに騙されるか?
ソフトルアー:全てガン玉付けて底でモゾモゾアクション
赤5pくらいの → 無視(一応「何だ?」的に興味は持つ)
茶5pくらいの → 無視(目線をそらす)
白5pくらいの → 「いったいナニをさせたいの?」的な態度を見せたので実験休止。
再び白5pの→ 一応凝視。でも無視
夜光5pのラメ入り→逃亡
番外:バス用18pワーム(ゴキブリエキス付き)→大パニック状態
(既にイジメとしか思えない行為だなぁ・・・・ (-_-#) ピクピク)
混合飼料やるようになってから,ケンコイジメも停まりました。
何かマコの心を捕らえる成分が入っているのかな?
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2003/11 その24
嫁入り前日の話
マコ嬢は本日,輸送用のコンテナボックスを準備し,明日の業務が終わり次第搬送です。
「試食会じゃなかったの?明日包丁もってくる予定だったのに」と言った♀のZ課主任に
殺意を覚えました。( うん。うん。わかる・わかる。 (・_・))
※ 注:主任の旦那がマイボ持ちなので,松島湾特産純粋培養の不漁菌を撒こうか
と思ってます。 ( 私の耐性菌もあげるかんね。 )
コンテナボックスっても発泡スチロールのハコですが,ゴミ袋に海水と酸素を入れ,
約小1時間の嫁入り道中です。 海水が漏れないように祈るばかりです。
◎ 本日,戯れにワームをちらつかせましたが,やはり興味は無いようです。
W課主任が言うには明るすぎるからだろうとのことです。
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2003/11 堂々の完結 (;>_<;)
一家総出で「爆睡症状」に見舞われています。隙を見せると誰かが寝ています。
アオメのタタリでしょうかそれとも… (釣り人皆のたたりぢゃ・・・)
マコの爆走嫁入り記
@ 仕事が押してしまい,17時には嫁ぎ先に連れて行くはずが,出発時点ですでに
16時30分。普通だと小一時間はかかるので,相手先にTelしたところ
「何時でもイイですよん (∩.∩)」
慌ててタモアミでマコをすくい,本人(魚)が訳も分からない状態で,ゴミ袋に
海水ごと入れられてシュ〜っと酸素混入。ついでにイシも放流なので捕獲を
試みるも逃げ回る。水槽の周りは水浸しだがソノママににしてボックスごと
助手席に固定。2名の同僚に見送られ逃げるように北へ出発。
※ タモに入れて分かったのは,結構大きく重くなっていた。
A 予定より大幅に遅れて嫁ぎ先に到着。嫁ぎ先の水槽は畳2畳ほどの生け簀で広々状態。
小砂利底で部分的に大きめのブロックと藻が配置された高級住宅には,すでに刺身
サイズの尺マコが2尾,ウチマコサイズ(20p台)が3尾ほどウヨウヨしていて,
環境に慣らすために袋ごと生け簀に投入。
底の方に見たことのない5p程度の手の長いエビが3尾ほど居て,聞くところに
よると食べ残しのエサやフン等を処理してくれるらしい。
※ 庭付き一戸建てメイド付きって玉の輿やんけ〜
B 袋から放つと,あっさりと仲間に馴染んでケンカもせずに尺マコの頭上に着底して
嫌がられたり,フラフラと広い生け簀内を徘徊した後に,如何にも好きそうなブロックの
隅辺りの底に定住。
「興奮状態なのでエサは食べないでしょう・・・<(`^´)>エッヘン。」
との相手先の方の意見をムシして元気にエサを捕食…
悲しいことに茶を飲んで再び生け簀をのぞくも
「ウチのマコどれだっけ (。)ホヨ? 」
「さぁ…おそらくアレでは (-。-)y- 」
「あんな大きくない…あのチビでしょう (^ヘ^)v」
「いえ,アレは貴重なウチの雄です (-.-#)」
「じゃぁコレかな? ヽ(。_゜)ノヘッ?」
「あの,小砂利を尾鰭で跳ね上げているのがそうですね。
砂底に慣れているので小砂利だと違和感があるのでしょうね。 (-.-)」 へぇ×18
「あのぉ,ついでと言っちゃ何ですがコレは… ヽ【゜゜ゞ】 」
「イシガレイですかぁ… ウチではちょっと… (−.−#)」
イシガレイお持ち帰り決定 (;>_<;)ビェェン
B と,言いつつもその辺の防波堤から放流するのも忍びないので
「イシガレイだから石巻港に放流」との下らない意見に運を任せ,南下中
大家様から携帯にメール。
イシの件↑を返信すると呆れられる。(;.;)
マコの新居はフラッシュ禁止で撮影不可なのでせめてイシの放流くらいは・・・
とデジカメを操作してたらボックスを蹴ってしまいジョボン…
フラッシュ使用警告がででスイッチ入れたらバッテリー切れ。
教訓「職場での共用品は,あとから使う人の事を考え使ったら充電整備して
戻しましょう。」
決してモニター画面を手脂ペタペタ,電池カツカツ,レンズベタベタで放置しては
いけないと思います。(関係者はこのサイト見てないから言い放題だね〜 (∩.∩)
んでも,そのとおりだぢょ〜。オラもなんぼ泣いた事か・・・・)
深窓の令嬢の終了にあたって・・・
稚拙な投稿を,最後まで読んで頂きありがとうございました。
今後,マコガレイを飼おうとしている人への助言(ってほどではありませんが)
○熱帯魚用で良いので配合飼料を使った方がベター
→イソメだけでは偏食して弱るそうです。
○海水管理
→天然海水を活性炭で濾過して,熱帯魚用の抗生物質を混入。交換は大潮の日
が良いそうです。
○情が移ると食べにくい
→その分,20p以下はリリース!針を飲ませちゃったら自己反省の戒めで
骨のすき間まで食べてあげましょう!
施設的に整えばもう一度マコガレイを飼いますか?と聞かれたら
仕事でもない限り,飼えませんねぇ…なつかないけど,観察していると
情が移りますからねぇ…

★ お疲れ様〜。貴重な投稿ありがとうございました。<(_ _)> たちと・・・
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