掲載月日 | 04/04/07 |
---|---|
お名前 | サイバー |
年式 | 03 |
購入動機 | モーターサイクルショーで一目惚れ。その存在感に敵無し。中型免許は持っていたが、V-RODを見てその日のうちに大型免許教習申し込み。 1ヵ月後に愛車のスカイウェイブを25万で売っぱらい、ディーラーに駆け込んで100周年記念車を予約。納車価格270万円。いいのか?俺?…と一瞬悩んだが、一目惚れを貫き通して頭金100万を献上。残金は毎月の愛人代のつもりでローン契約。納車の日にディーラーでジャケット、パンツ、純正ヘルメット、グローブ、高価なチェーンロック等等をのせられて購入。金のかかる愛人だ全く。 |
長所 | 俺が一目惚れしただけあって、その存在感たるや正に敵無し。誰もがこの金ぴかのバイクに釘付け状態。あらゆるバイク乗りが回りに集まってくる。車乗ってる奴も覗き込むようにして見てくる。「俺って渋いだろ?」ってな調子で己のカッコよさに自己陶酔してる国産アメリカン乗りの連中でさえ、V-RODに跨る俺の事を、まるで宇宙人でも見るかのような表情で眺めてくる。正に羨望の眼差しを独り占め状態。しかも速い。リッタークラスのSSをも焦らす加速。ポルシェ共同開発の高回転型Vツインエンジンは音もいい(マフラー交換)。イイ音出されると余計に興奮度が高まってくる。これってオトコの性。「お前を一生離さないぜ…」と決心させるだけのオンナだ。いや、バイクだ。 |
短所 | 雨の中、無理強いをして走ると必ず後で錆対策に追われることになる。かなりひどい錆。すぐ錆びる。買って一週間で錆び始めた。それから以後1年間、錆との格闘だ。今日は錆てないか?どっか錆びてないか?奥の方は大丈夫か?…と覗き込む毎日。最近、錆取り作業の夢を見た。ぴっかぴかに錆取りしたV-RODを抱きしめている夢だ。いい夢だった。しかし現実はこれからも錆びる。まだまだ錆びる。どうしてこんなに錆びるのか。国産では考えられないほどの品質の悪さだ。最近、メッキも一部剥がれてきた。自慢のディッシュホイールには落ちにくい白カビがうっすらと。美人も年を取るということか?しかしお前、まだ付き合い始めてたった1年だぞ?愛人契約切るぞゴルァ。ウソウソ、いいんだよ今日も磨いてあげるから…ってな調子で付き合わないと身と心と財布が持たんバイクだ。 |
今までの故障個所 | エンストが多い。どうやらリコール対象のようだ。HDではリコールではなく「特別無償対応」だとぬかしやがるが、アメリカ人は往生際の悪いとこがあるな。狂牛病問題でも最初は農務省がごまかし発言していたのを思い出す。反省が見られんな…。あと、直進安定性が悪い。何故か右に振られる。ディーラーの若いスタッフが「右にマフラーがあるのでその分重いからですよ」と真顔で言いやがった。確かに俺はバイクの事は詳しくない。しかし明らかなウソを見破ることは出来るんだぞゴルァ!と心の中で叫んでみた。愛人の前で感情的になってはいけない。 |
燃費 | 10程度 |
走行距離 | 5500km |
交換したパーツ | マフラー(ノーマルと同じ形で音がアウトローな奴。HD純正だったかな?) |
その感想 | 音がアウトローでイイ。後で知ったが、ジャメリカンでは絶対出せない音だな。HDは水冷でも独自の音の世界に妥協しなかったってことだろう。 |
一言 | 美人の愛人をいつまでも綺麗に美しく、そしていい音でいい走りをする上体、じゃなかった状態に保つための「男の努力」を怠ることなく、以後も精進する決断をしないと手放してしまいそうだ。ウソウソ。 |