掲載月日 | 02/12/23 |
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お名前 | 子リス |
年式 | 93 |
購入動機 | パリダカでホンダやヤマハのワークスを向こうにまわして見事優勝をかっさらった「エレファント」というビッグオフに乗ってみたかった。個人売買で内見に行った時に、その美しさにほれた。 |
長所 | 900ccという排気量だが、純正乾燥重量が189キロと軽く、おそらく国産も含めてビッグオフでは一番の軽量(現在はパーツを一部交換しているので、180を切っている)で、とり回しが大変楽。ビッグでありながら林道もイケル。ドカのL型ツインエンジンの味わいが存分に楽しめるオフ車はこれしかない(デュララララ…ダアアア…これは本当に五感を刺激する。決してマルチのようなスムースさはないが、楽しい!)。まだ同型車にあったことがなく、極めて希少なマシン(97年に生産を中止している)で、イタ車らしく部品や車体のデザインが美しい。 |
短所 | 気温が下がり(5度以下)、湿度が高いとき(雨上がりで路面が濡れているとか、冷たい雨・雪が降っている)などに、エンジンがアイドリングしなくなり、走行中も片肺走行になったり、止まるとエンジンがストールしてしまう。オーナー間ではアイシング現象ではないかと話し合っているが、いずれにしてもいつもバイクで通勤しているので、冬はとくに困る現象である。そうでないととても気持ちがいいエンジンなので‥。 |
今までの故障個所 | ブレーキキャリパーが新車から換えてなかったために固着。オーバーホール。リアのブレーキプレッシャースイッチがイカれた。あとは故障していない。イタ車ということであまり期待していなかったが、予想以上に安定している。 |
燃費 | 都心の通勤で16〜18。ツーリングで20〜24。 |
走行距離 | 9000キロ |
交換したパーツ | ヘッドライトの配光がへんてこでさっぱり明るくなかったので、自分でブラケットをアルミで作り、そこへシビエの小型丸ランプユニットを組んで入れた。バッチリ! 夜も安心です。リアブレーキプレッシャースイッチを故障で交換。常時点灯モデルだったので、バッテリーの負担を減らすためにホンダCRMのライトスイッチに付け替えて結線。とても便利になった。GIVIのパニアケース、デイトナのホットグリップ(一度使うと手放せないです)、タイヤをミシュランのT66に。キャブは900SSのに交換。テルミニョーニのチタンサイレンサーに交換。プラグコードをノロジー化。 |
その感想 | ライトは不満がなくなった。スイッチもバッテリーに負担をかけずになかなかグッド。テルミのサイレンサーで純正よりも10キロ近く軽くなった。GIVIのパニアはいろいろあるが、通勤には便利。 |
一言 | BMWのR1150GSも所有していますが、ヨーロッパのバイクはそれぞれが文化を背負っていて楽しい。その国らしさが伝わってきます。エレファントは、軽さとエンジンの乗り味を楽しみたい人には最高でしょう。また、いろいろバイクをつつく中で勉強にもなります。そして、何と言っても希少性があります。これからも楽しくつきあいたいです。 |