K75C
お名前 松本 孝春
年式 85
購入動機20代で、8台もど乗り継ぎ、途中ブランクがあり、オフィロード車を購入、Yamaha DT200R 37ET ->TT250R に乗り換えて、数年後、購入した販売店(BMW専門店ではありません)で雑談中に、K75Cがあるけと安くするからどう?との話で、試乗即購入、衝動買いです。昔乗っていたSuzuki Katana750-2と同じような乗り味(低速トルク、フラット、安定した車体)が結構気に入りました。
長所 750ccのカブといって良いかも。ツーリング、通勤の使用には100%満足。国産空冷4発だと、ツーリングで必ず出くわす、下り右巻き込みコーナーでの運動性は大変気に入っています。空冷4発ですと、巻き込みカーブでは、ある程度以上のコーナですと、スピードを落とすしかないのですが、K75Cの場合では、アクセルワークで安定して、コーナーをトレースできます。60km〜140kmの中速コーナーのパフォーマンス、制限速度+アルファでの安定度は、絶品です。試乗する機会があれば、試乗してみることをお勧めします。
短所 オートバイに、短距離的な速さを求めたり、並列4気筒の個性(6000rpmを境にしての二面性)を求めるのであれば、このオートバイは選択肢からは削除すべきです。 しかしながら、ツーリングでの快適性、長距離を走行するうえでのパフォーマンス、知らない道での高速走行、を求めるのであれば、選択肢として検討するに値します。
今までの故障個所 フロントアクスルベアリング破損、ダイナモカップリング破損、燃料系ゴム劣化、ステアリングベアリング劣化
燃費 17Km/L
走行距離 52000Km
交換したパーツ フロントアクスルベアリング、ステアリングベアリング、燃料系ゴム類、点火プラグコード、フューエルポンプ(修理)、その他消耗品
その感想 シャフトドライブの癖について
シャフトを意識するのは、4速8000RPMとかの高速、高回転(チョット人にはいえないスピードでなりますが)からのブレーキング、コーナーへのアプリーチです。国産4発のようにラフのシフトダウンすると、リヤタイヤが「キュン」と鳴き、バンクしているときには、スライドします。(スライドするだけでグリップは戻りますが)本来K75Cはトルクが一定なので、シフトダウンする必要は無いのですが、、、、
一言 外車の部品代金、あるいは、工賃は高いとのイメージがありますが、Kシリーズは結構安いです。例:ウインカーレンズは800円程度でした。私のK75Cは30000kmで30万円(車検6ヶ月)で購入しましたが、親切で、丁寧なショップ(スタンフープ、バイクハウスフラット、エビナタイヤ)にお世話になりながら、国産車と同じぐらいの維持費用でK75Cを楽しんでいます。

BMW K75C
掲載月日 00/03/16
お名前 池田 大樹
年式 90
購入動機インターネットの個人売買で発見。ネコパブのBMWって 本を見て気になっていた単車で衝動買い。
長所 平均的日本人にぴったりの車格で、適度な挙動ですり抜けも楽、一般道では上位機種であるK100をかますのもさほど苦ではない。通勤からツーリングまでオールマイティにこなせます。あと、殆ど同じ単車に会わないのでその辺は好きです。又年式に依ってバリエーションが 有るようなので面白いです。ロングツーリングが信じられないほど楽ですし、巡航速度の高さ、安定度は特筆物です。何キロかって?それは制限+40kmくらいなら朝飯前です。
短所 国産しか乗ったことが無い為、パーツ代が結構掛かる様です。それでもRシリーズよりはリーズナブルですが・・・でも3気筒故か社外パーツなどは殆ど無いようです。 ローシートなので、ハンドルが遠い。ハンドルセットバックをしようとすると、ブレーキホースやらなにやら交換しなければならない。以外と塗装が弱い。ウインカースイッチが使い難い。咄嗟の時ホーンスイッチが使い難いです。
今までの故障個所スピードメーター。修理代35,000円 縁石HITでホイール修正20,000円
燃費 15〜20
走行距離 25,000
交換したパーツ 特に無し(ドノーマル)
その感想
一言 最初の外車中古としてはアタリのマシンかなと思います。又、欧米においてはKシリーズはKバイクと総称され頑丈な単車と言う認識らしいですが、そのとおりの様です。 とにかく自走不能となる様なことは通常の使用状況では無いようです。珍しさも手伝っているのですが、長く付き合うには良い単車かなと思います。

K75
掲載月日 00/03/19
お名前 山内 正勝
年式 91
購入動機兄が中古車として購入したのを一目で気に入り、譲ってもらったものです。
長所 バイクの作りがそれまで乗っていた日本車と違い、なにか感じるものがあるんです。以前は初期のCBR1000に乗っていましたが、なかなかK75も4気筒に匹敵する滑らかさがあります。確かにポジションも長距離向きです。身長170センチの私にすると、シート高がちょっと高い感じです。まだ、所有して1年ていどですが、故障はありません。サイドバッグが似合うようにBMは設計しているようかんじます。
短所 ・シートが若干高い。(アンコ抜きする予定)
今までの故障個所 なし。
燃費 15から8Km/L
走行距離 25000Km
交換したパーツ ブレーキパッド(磨耗のため)
その感想 BM入門と言わず、ずっと付き合ってもいいバイクです。 ボクサーとは全然色がちがいますが、日本の4気筒になじまないと感じている人は、ちょっと違った味の3気筒はいかがでしょうか。
一言 安く手に入れたものですが、今のところは手放す気はありません。他のBMを手に入れても、一緒に持っていようと考えています。ボクサーとは全く違うエンジンですから、もしボクサーが合わないという方は、こちらを一度試してはいかがでしょうか。

BMWK75C
掲載月日 00/08/23
お名前 哲くん
年式 85
購入動機 バイク便の仕事用として購入。以前乗ってたCB750Fのオーバーホールに 40万かかるといわれ同じ値段でK75Cがあったから。
長所 ハンドリングのよさ。低重心の絶妙なバランス。 同クラスの750に比べて安定感がある。
短所 高いパーツ代!。年式が古いため部品の入庫が遅れている。国産に比べてダイレクト感に欠けるブレーキ。タイトコーナーがきつい。
今までの故障個所 ファイナルギアの破損、ドライブシャフト折れ、ラジエーターファンの交換、インジェクションユニットアッセンブリーの交換、シリンダーヘッドのオーバーホール、イタズラされた外装部品の交換。計100万以上!ここまできたら元をとるつもりでオーバー10万キロ!
燃費 17〜23
走行距離 64000
交換したパーツ オーリンズのRショック
その感想 ノーマルとは段違いの良さ! きめ細かいセットアップが可能
一言 修理費にここまで掛けたので意地でも10万キロオーバーで走るつもりです!

K75S
掲載月日 06/04/10
お名前 T・サトー
年式 88
購入動機 排気量600〜1000ccで車両価格30万円前後の中古車両を探していた中で、最も自分の要求 を満たしているであろう車両であった為。個人売買にて入手。
長所 ワインディングロードをつないだツーリングなど、気持ち良く疲れ切らずに一日を走り切 る事が出来る。目的地まで休憩したいと思わせない。
フラットなトルク特性なので、コー ナーリング時のアクセレーションが楽であり、シフト操作が忙しくない。
サスペンション はスムースで嫌らしい突き上げは少なく、タイヤがスライドしてしまっても乗り手が邪魔 をしなければ穏やかに収束する。
低速バランスの良さ、粘り強いエンジン、スリムな車体 により、すり抜けが楽である。
どのような使用状況でも、燃費の変化が少ない。
ポジショ ンが窮屈でない。
スクリーンの形状が、小振りながら効果的である。
シフトポジションイ ンジケータが付いている。
時計が付いている。
流していれば穏やか、回せば低音域が心地 良い排気音である。
純正で排気系がステンレス製である。
シャフトドライブなので、ドラ イブトレインのメンテナンスが楽である。
純正のパニアケースはフルフェイスヘルメット こそ入らないものの、容量を保ちつつすり抜け時もそれほど邪魔にならず利便性が高い。
車載工具が充実している。
センタースタンドがあり(エンジンの構造上必要不可欠でもある)、収納式の引上げハンドルがある。
短所 減速帯ではカウルがステーごと破損しそうな程に揺すられる。
サイドスタンドを使用する と車体が傾き過ぎる。
レバーにリーチアジャストがない。
ハンドル回りのスイッチやミラ ーのレイアウトが独特な為、汎用ハンドルカバーがそのままでは使用できない。
今までの故障個所 経年による前後ショックアブソーバの抜け。純正をO/Hにて対処。
燃費 18〜22km/L前後(ハイオク常用)
走行距離 入手時:約12千km/現在:約16千km
交換したパーツ 購入時より、他のKシリーズの物を追加工したと思われるシートが付けられていた。
その感想 ノーマルシートを知らないので比較は出来ないが、タンデムシートと段を付けて加工して あるので、加速時のサポートが良い。且つ、ウレタンの硬度や厚さも素晴らしく、長時間 の着座で尻、腰のストレスは皆無。タンデムシートも好評であった。サイドヒンジでシー トが開閉出来るのも便利である。
一言 気持ち良く流す程度のスポーツツーリングから街乗りまでカバーする、非常に上手くまと められた車体だと思います。ほぼ20年前この車両が開発された事を思い、非常に驚きまし た。
現状で、レバーリーチ調整くらいしか手を加えようと思う所がありません。あとは、 通常のメンテナンスに努めるだけです。
その乗り味は、フラットトルク故に車両から急か される事無く自分のペースで、穏やか且つ心地良い排気音や快適なシート故に疲れる事無 く、ニュートラルで破綻し難いハンドリング故に初見の道でも快適なコーナーリングを楽 しめます。
しかし、今時の同じカテゴリー車両による軽快感とは違います。コーナーリン グが楽しい車両ではありますが、アグレッシブでエキサイティングなスポーツツーリング を望まれるのであれば、別の選択になることでしょう。しかし、楽しみながらもストレス 無く、様々な意味で無事に家まで帰り着ける車両であると思います。
主観ではあります が、今時に無い落ち着いたデザインも長所に挙げられます。構造的には堅牢との事です が、旧車故にコンディションには常に注意する必要はあります。外装部品は欠品もあるよ うです。
参考までに、以下の様な人間によるインプレッションです。身長176cm、体重 62kg、34歳男性、オフロード経験有り、大型車両且つオンロードモデルは初めて所有、主 に日帰りツーリングを楽しむ、技量は他人様の迷惑にならない程度、ワインディングルー トを好むも膝を擦る程のハングオフなんて出来ません。

K75ABS
掲載月日 07/11/08
お名前 SI
年式 93
購入動機 K75じゃないとだめだから
長所 アップライトなポジション
30年はストックされるパーツ類、各所パーツが当時のBMW 各車共通で互換性大、簡単にK75Cスタイルにできる、K75Sのアンダーカウルも装着可、 衝突するとフレーム保護のために変形・衝撃吸収・一部脱落する計算されつくしたエン ジンガード(オプション)、パニアケースと併せると高い安全性能、二人乗りでも積載 性が高いパニアケース(オプション)とトップケース(オプション)
純正グリップヒ ーターは超快適(ハイ・ロー2ポジションあり、オプション)
K100系より圧倒的に軽 く感じる車体
テールランプ玉切れ警告表示、ギアポジション表示、時計表示
ちゃん と整備されていれば気にならないシャフトの癖、感動的に振動の少ないエンジン(25 00回転60キロ以下で3気筒のパルス感が若干あり、それ以上で振動が消滅してしま う超絶チューンのバランスシャフト)
ロングストロークゆえトルクのある低回転、荷 物満載二人乗りでトップギア発進できてしまう、ストロークが長く入れやすいシフト
半クラッチが分かりやすくコントローラブルな乾式単版とワイヤーの組み合わせ、内側 が細くて外側が太い疲れにくく設計されたグリップ
等間隔爆発でも4発とは違う独特 な排気音
クラッチを切ると跳ね上がるオートマチックサイドスタンド、指二本で立ち 上がる絶品設計のセンタースタンド
軽自動車並のでかい発電容量とバッテリー
せか されないエンジン特性とサウンド
ドイツ一流工具メーカーのハゼットが純正でついて いる、パンク修理キットも純正搭載、曲がり修正可能なアルミホイールとレバー類、ハ ンドルに付けられた軟らかい樹脂製のクラ主パッドと突き刺し防止機能のために中折れ するメインキー(故にハンドル周りは突起物が最小限)
洗車しやすいエンジンのブロ ック構造(前輪直後にエキパイがないから)
足の曲がりや足首の曲がりがきつくない 場所にあるステップ
慣れれば使いやすくなる大きな左右独立ウインカースイッチ(冬 用のごついグローブでも確実に操作できる)
大きくて色分けされたスイッチ類
10 年くらいでは切れない構造のアクセルワイヤー機能
シリンダー内側がメッキされた高 耐久エンジン、ノッキングしないインジェクションコントロール
長いストロークのピ ストンが精密正確に爆発して少し大きめのフライホイールを回す感じでゆったり感があ るエンジンの個性(だから疲れにくい!)、以外に全開加速を楽しんでも早いけど怖く ない
フラットダート程度なら荷物満載でも怖くないハンドリング
錆びない高価なア ルミタンク
フルサイズのナナハンは大きくて存在感があり各部の作りも丁寧でとても 基本設計が20年以上前のものとは思えない
テールランプは「テール」と「ストッ プ」別点灯(ブレーキをかけると発光面積と光量が変化)で特に「ストップ」ランプは 非常に明るく視認性が良好、など語ればきりがない…
短所 燃料計と水温計がオプション扱い、燃料警告等が残量約7リットルで点灯してしまう (リッター20キロは走るのに、早すぎ!)
運が悪いとたて続けに壊れる要整備箇所 (オイル/ウォーターポンプ・ラジエターファン・発電機のカップリング・速度センサ ー・ABS系統)、硬化・劣化しやすく寿命の短いゴム類(特にインジェクションのため高 圧がかかる燃料ホースは要注意)、壊れると高い修理代(ABSユニットやセンサー類)
タイヤの空気圧や変磨耗に敏感なハンドリング
各部の慣らしに1万キロは必要
ロー シート仕様はパッセンジャーのお尻がブレーキのたびに前へ滑りやすくライダーの足の 曲がりもきつくなりあまりよくない、ハイシートは身長170p級無いと両足着かない (基本がゲルマン人向き…)
アルミタンクゆえマグネットのタンクバックが使えない (吸盤式か純正の高いモデルくらいしか使えない)
今までの故障個所 燃料ホース、スピードメーター誤作動、ABS不良、ステアリングベアリング
燃費 15〜24Km/L
走行距離 約55000q
交換したパーツ K100LTのトップケースとエクストラコンフォートシートの装着でパッセンジャーも快 適、ローシートを店に無理行ってハイシート仕様に交換(費用10万円弱)、純正K7 5Cビキニカウル&専用ヘッドライトセット、純正グリップヒーター、純正エンジンガ ード、純正ロングフェンダー、R100GS用ナックルガード等
その感想 すべてロングツーリングのためで、高価だったが満足いくもの。
特にエクストラコンフ ォートシートは、絶品!以前、初めてバイクに乗る人を後ろに載せたことがあったが、 2時間後にはスヤスヤとご就寝してました…旅するためのバイク冥利に尽きます。
一言 以外にもリアドラム仕様の80年代モデルでもリアディスク使用にできることが判明。 ただし、ドラム仕様はホイール18インチだが、ディスク仕様は17インチになり、ハ ンドリングが若干変わること、それなりの費用が掛かることは言うまでも無い。
エンジ ンは86年頃の銀色エンジンのほうが好き。中高回転でシュイィ〜ンというジェットサ ウンドが実にシルキーで上品。低回転はデュリュリュリュリュとシュイィ〜ンで面白か った。
ただし、サイドスタンドで駐車すると、シリンダーヘッドにオイルが溜まって、 発進時しばらくは白煙モクモクになってしまうし、燃費も93年の全身黒塗りエンジン より5〜10%ほど悪い。93年モデルは白煙は出ないが、どこかのパーツ変更(ギア 関係)により、独特のジェットサウンドはおとなしくなり逆に排気音が増大。ワイルド だがシルキー感は減少してしまった。
K100系はトップブリッジとハンドルマウント の間に振動対策のラバーマウントが入っているが、ラバーマウントの無いK75のほう が振動は無い(全年式共通で低回転でトリプル特有の鼓動を若干残す)。多分、歴代B MWモーターサイクル用エンジン最高の低振動かと思う。古いK75C(ハイシート・ リアドラム仕様)を安く買い、整備にかなりの時間と費用を掛けて再生するのが一番K 75に、はまるパターンかも知れない。

掲載月日
お名前
年式
購入動機
長所
短所
今までの故障個所
燃費
走行距離
交換したパーツ
その感想
一言