KL250R (D4)
掲載月日 | 99/12/06 |
お名前 | HONEY |
年式 | 87 |
購入動機 | 当時は4st=XLR、XRといった図式に反発、男=KAWASAKI,高性能=DOHCアン
ド水冷といったところでしょうか。 |
長所 | 高回転域までストレス無く回る、さすがDOHC、高速移動がラクチン。素直な
ハンドリング。リヤ17inchのグットな足つき。しなやかな足回りで疲れにくいという
より心地よい。ゆったりポジションも良。ツーリングでは快適。お尻も痛くならない
シート、タンデムも良し。息の長いモデルで '84の初期型から始まり '87モデルは最
終型。この後カラーリング変更のみで '93のKLX発売後も一年間並売された。(10年間
も売られたロングセラー = 信頼。 |
短所 | セルではない、キック。しかし、癖は無くて踏み込みも軽いので始動はラ
ク。オフロードバイクというよりツーリングモデルといえる車体構成。オンロードや林道
はいいが、本格的なオフ走行には向かない。エンジンは水冷で重い。低速トルクのあ
まりないエンジンだが実用には不都合なし。リヤ17inchのためタイヤ選びに多少不利
だがツーリングモデルと割り切れば選択肢に不満が出る事はない。基本設計の古さから
重い。エアクリーナーのメンテナンスはXLR程クイックには出来ない。ウインカーが
プッシュキャンセルじゃない(まあゆるす)。ハザードなんかない(いいよ、なくても)。 |
今までの故障個所 | 水温計がなぜかいつもオーバーヒートを指す。しかし、オー
バーヒートはした事が無い、電動ファンも一度だけ回ったのを見たが、普段は回る事
はない。ヒルクライム失敗で逆さになったバイクを起こすためシートの下に無理やり
指を突っ込んで引き起こしたらシートがむしれた。スピードメーターが死んだ。そう
したら仲良くタコメーターも死んだ。エンジンもたまに休むようになってしまった、
自分では原因不明。 |
燃費 | 4〜28Km/L位でしょう。 |
走行距離 | 18,000Km |
交換したパーツ | ミラー 〜ナポレオン折れないミラー。マフラー 〜スーパート
ラップ3inchメガホン〜スーパートラップ4inchアルミ。メインジェット類。タイ
〜国内各種〜ダンロップD605。ライディングスポットのキャリア。オークレーのグ
リップ。 |
その感想 | ミラーは転倒によっては折れるけど純正が振動に強くて良い。スーパー
トラップはバッフルの枚数を増やすと高回転がいいが、トルクが無くなり、逆にする
とトルクが出るが高回転がダメ。音もうるさい。ジェットを変えたりのセッティング
が大変で素人には向かない。但し、大幅な軽量化になる。タイヤのダンロップD605は
そつなくこなして〇です、D604なんかも有だね。過激なエンデューロタイヤはこいつ
には向かない。ライディングスポットのキャリアは良い、ツーリングにbestです。グ
リップは転倒でガソリンがかかったら溶けた、タッチはいいんだけどね。 |
一言 | 国内生産はずいぶん前に終了してしまいましたが、南米ではまだ現行?各所で
古さは感じますが、使用用途さえ間違わなければ、まだいけます。通勤快速も有か
な。KLXにいくらセルが付いても性格は強いオフ指向なので、ちょいとこいつとは毛
色が違います。どちらかというとKLEの単気筒的といった方が近いです。KLEより明ら
かに軽いしね。リヤブレーキはドラムですが感触、効き共に必要にして十分。カスタ
ムベースとして最近流行りのスーパーモタルド風やストリートカジュアル風もいけそ
うなので、ジャンクパーツを使ってレアな一台を1/1プラモ感覚で仕上げるというの
はどうでしょ?もちろんツーリングにはキャリアぐらいでOKです。 |