STX1300
掲載月日 | 04/04/29 |
お名前 | k |
年式 | 03 |
購入動機 | 楽に長距離ツーリングできるバイクが欲しかった。 |
長所 | 操縦性=軽快な動きをする。リーンウイズでスパッと曲がる。低重心な感じ
で、低速でもあまりふらつかず、立ちゴケのおそれもあまりないと思う。エンジン=
震動をほとんど感じさせないほどスムーズである。パワーも十分だ。電動シールド=
スイッチで無段階にシールドを上下できる。10センチくらい固定位置を上下に調整
でき、夏は低い位置、冬は高い位置とすればよい。サイドミラー=大変見やすい。脇
の下から後ろが見えるので、肩越しにみる普通のバイクとは格段に視界が広く、真後
ろまでばっちり。ケース=サイドケースははじめから装着されている。ケースをつけ
ていても、ミラーが通過できる幅なら、ケースは引っかからないだろう。装着もBM
Wのケースに比べると、力がいらなくてよい。タンク=鉄である。BMWのタンクは
磁石は付かない。メンテナンス=国産車の販売店で購入したが、BMWに比べて安上
がりである。BMWディーラーが高い工賃をいちいちとるのと比較すると幸せを感じ
る。バイクそのものも、オイル交換のペースはマニュアルによると12000キロ毎
でよいようであり、手間いらずのようである。センタースタンド=重いという雑誌の
評価もあったようだが、実際はさほどでもない。シャフトドライブ=チェーンのメン
テの手間がいらない。BMWのように、からぶかしで右に傾くといったようなことは
ない。 メーター系=気温、瞬間燃費、平均燃費、燃料残量少になると走行可能距離
の表示などのツアラーの機能満載。サス調整=リヤはダイヤル式で簡単。カウルポ
ケット=右カウルにポケットがあり、高速道路の料金払いなど簡単。ライト=照射範
囲が広い。大荷物を積んでフロントアップしても簡単に調整可能。タンデム=座り心
地最高。バンパー=内部に鉄パイプらしきパイプの通ったバンバーがサイドについて
おり、タチゴケ程度ならおそらくこれでカバーされるだろう。転倒しても、足ははさ
まれないのではないか。ステレオ装着可=スピーカーの取り付けスペースがあり、
ユーロネットダイレクトで28000円ほどで入手できる。ステレオ装着はまだ試し
ていないが、成功したら報告します。音楽やラジオ、交通情報を聞きながらツーリン
グできるなんてすばらしいのではないだろうか。すり抜け=結構いける。ミラーが通
るところならケースも引っかからないし、低速でも結構安定しているせいだろう。 |
短所 | 操縦性=結構前傾姿勢を強いられ、ハンドルにもたれてしまうので風が強い
とふらつく。ツーリング派ならハンドルアップが必要と思う。重量=重い。BMWR
1150RTより重い。ガソリン満タンで320キロある。バックの押し歩きなどしな
いように、駐車時に注意を要する。タンク=夏場は経験していないが、エンジンの熱
は結構感じる。体には走行風をほとんど感じないので、暑さの覚悟は必要であろう。
燃費=5速はエンジンパワーからして、もっと回転を落とせるようにできるはずで、
もっと伸びると思われるので残念だ。エンジン音=3000回転以下で、エンジン本
体がキュルキュルとうるさい。おそらく、V4エンジン音の特徴であろう(回転があ
がると消える)。風切り音が気にならないバイクなので耳に付く。クラッチレバー=
なぜか、調整機能がない。逆輸入&珍車=初めての逆輸入車だが、珍しい車体という
こともあり、カウルなど割ったら、いつ修理してもらえるのだろうかという話らし
い。 |
今までの故障個所 | オイルの軽いにじみ。硬いオイルにしたらよいかもしれない。 |
燃費 | 17.5Km/L |
走行距離 | 4200Km |
交換したパーツ | ハンドルアップキットHelibars Handlebar Risers.
(http://motorcycleinfo.calsci.com/を参照)。GIVIリヤケース(E52)、HONDA
純正リモコンイモビアラームキット |
その感想 | ポジションが直立になった。バイクと一体感がなくなってふらつき
やすくなったが、ツーリングは非常に楽になった。GIVIケースはハイマウントストッ
プランプがあり、容量も大きくてよい。リモコンイモビアラームはおそらく、スパイ
ボールを純正品としているのだろう。機能、機構ともそっくり。したがって、信頼性
は高い。 |
一言 | 以下、ライバルのBMWのRT1150と比較します。パワーは段違いSTXの
方があります。。シートを一番低くすると、RTは腕が上がりすぎになりますが、S
TXは割と前傾気味なポジションで、平気です。ただし、純正ハンドルポジションの
ままだと、RTに比較して、ゆったり乗るといった感じはありません。ハンドルにも
たれる乗り方になってしまい、風にふらつきます。ハンドルアップしますと、RTより
もハンドル位置は丁度よい高さに収まり、最高です。STXは車重のわりに軽快で
す。押し歩きは重いですが、足つきはRTよりもよいので、またがったまま動かせま
す(ただし、下がったところにはRT、STXとも突っ込まないでください。乗った
ままでも降りて押しても大変です。)。ブレーキはRTの方がサーボ付きで非常に良く
効きます。ただし、RTのブレーキはよく効きすぎるためABSもよく作動し、ひ
やっとすることがあります(高い速度でブレーキしている時にギャップに乗ると空走
します)。振動はSTXはほとんどありません。RTは結構あります。メンテ維持費は圧
倒的にSTXの方が安く付くでしょう(現在までの使用での予測)。 |