東直子 最新情報
new↓ (2025年7月21日更新)
●2025年
◆10月
・紀伊國屋書店で長く詩歌の本を慈しんでおられる梅﨑実奈さん編集の歌集『鴉は硝子のフリルで踊る』(河出書房新社)の中に私の短歌も入れていただいています。幻想をテーマにしたアンソロジー、よく知る歌も新しい輝きを得て響きあっています。手のひらに馴染むサイズも素敵です。
・「別冊 暮しの手帖 あの人の読書案内」で私の本棚の一部が公開されています。安房直子『北風のわすれたハンカチ』、瀬戸夏子『はつなつみずうみ分光器』、トルーマン・カポーティ『草の竪琴』の紹介と本棚の書籍情報も掲載していただいています。
・「文藝春秋」2025年11月号に新作短歌「とどかないもの」6首を寄稿しました。
・「NHK短歌」2025年10月号に穂村弘さんとの対談の3回目(最終回)が掲載されています。作歌方法や担当している選歌欄への想いなど語っています。
・「現代短歌」111号に新作短歌「八月の卒塔婆小町」24首が掲載されています。暑かった夏に感じた様々な生と死の風景を詠んでいます。
・「婦人画報」2025年11月号の「短歌の杜」では、月をテーマに金田光世さん、初谷むいさん、塚田千束さんの最新歌集から一首ずつ解説しています。さまざまに想像をかきたてられます。
・「クウネル」2025年11月号では、クリス智子さんの「私の読書時間」の中で『朝、空が見えます』をご紹介下さいました。空の描写と人間の経験や感情の結び付きについて書いて下さり、感激しました。ありがとうございます。
・「暮しの手帖」2025年秋号で「本・中川(長野県松本市)」の中川美里さんに、『朝、空が見えます』をご紹介いただきました。日々の生活の傍らで、この詩集を丁寧に読んでくださったことが分かり、とても嬉しいです。ありがとうございます。
・第54回全陶展(10月16日~22日 於東京都美術館)に絵皿「地上の鳥皿」が入選しました。
・穂崎円さんの第一歌集『オメラスへ行く』(典々堂)の栞文を寄稿しました。タイトルは「物語と体験の新鮮な融合」です。言葉が立ちあげる様々なイメージと共にメッセージが伝わり、読み応えがあります。
・「ふたりの読書会」第9回「木の上にのぼる」前編がUPされました。今回は、トルーマン・カポーティの『草の竪琴』(大澤薫文庫/新潮文庫)を取り上げています。
https://daiwa-log.com/magazine/naoko-higashi/futarino09/
・10月11日 特急りょうもう号に乗って群馬へ。太田市の小学校で短歌の出張授業をします。
・千田貴子さんの写真集『記憶の小箱 2011-2024』(ふげん社)に文章を寄せました。タイトルは「いとおしい営みの痕跡」です。自分の記憶も様々に刺激される素晴らしい写真集です!写真展もあります。
https://fugensha.jp/news/251003/
・「短歌を詠んだら歌集を編もう。歌集編集ワークショップ2025」に講師として参加しました。連作の実例からの講義と私の歌集未収録作品から十首連作を組む課題の講評を筒井菜央さんと。小学校跡のすてきな場所で、とても充実した時間となりました。
◆9月
・だいわblogの「ふたりの読書会」第8回「青いテント、無数の言葉」後編がUPされました。
https://daiwa-log.com/magazine/naoko-higashi/futarino08
・映画『とりつくしま』DVD記念イベント 10月2日(木) K'sシネマでの上映後のトークイベントで小泉今日子さんと登壇します!
https://x.com/toritsukushi_ma/status/1968933864413282683
・薄暑なつさんの第一歌集『small tune,little view』(葉々社)の栞文(兼帯文)を書きました。様々なかけがえのない時間が淡い光を帯びて胸に沁みる、素敵な歌集です。
・だいわblogの「ふたりの読書会」第7回「青いテント、無数の言葉」の前編がUPされました。今回は『小山さんノート』(エトセトラブックス)を取り上げています。小山さんというホームレスの女性が書き残した日記をまとめた本です。
https://daiwa-log.com/magazine/naoko-higashi/futarino07/
・「婦人画報」10月号の「短歌の杜」では、秋の果実をテーマに中井スピカ、松村正直、村上きわみ各氏の最新歌集から一首ずつ解説しています。又、「人生を変える小説120」特集では、安部公房『砂の女』、川上弘美『神様』について書いています。
・10月1日 中延の「隣町珈琲」で、朗読とピアノのイベントを開きます。短歌や小説、即興で生まれた物語などを朗読します。この日もご参加の皆さんの言葉とともに新しい小説を即興で朗読する予定です。配信もあります!
https://peatix.com/event/4548232
・「きょうの健康」9月号の連載「オウムガイの散歩」では、北海道の旭山動物園で見たカバの裏側のことなどを書(描)いています。
・書評 「毎日新聞」9月6日付朝刊に、堀川理万子さんの『いま、日本は戦争をしている—太平洋戦争のときの子どもたち—』(小峰書店)の書評を書きました。太平洋戦争下のこどもたちの生活を、今直接取材して描かれた重厚な絵本です。言葉と絵が胸に焼き付きます。https://mainichi.jp/articles/20250906/ddm/015/070/021000c
・9月3日 映画『とりつくしま』の舞台挨拶に出演。於台湾
◆8月
・書評 「朝日新聞」8月30日付 「読書」欄 『ないもの、あります』(クラフト・エヴィング商會著) 「『道具」がもたらす言葉の愛嬌」執筆
・「婦人画報」9月号の「短歌の杜 令和の日常」では、掃除をテーマに、馬場めぐみさん、久藤さえさん、工藤吉生さんの最新歌集や雑誌から一首ずつ読み解いています。
https://fujingaho.jp/culture/a64910314/higashinaoko-250622/
・だいわblogで連載中の「ふたりの読書会」の第6回「永遠のはっさく」の後編がUPされました!いよいよ『えーえんとくちから』の笹井宏之さんの短歌を二人で何首も読み合っています。
https://daiwa-log.com/magazine/naoko-higashi/futarino06/
・「NHK短歌」9月号に、穂村弘さんとの対談の2回目が掲載されています。これまでの私の短歌の作り方などお話ししています。
・だいわblogで連載中の「ふたりの読書会」、第5回「永遠のはっさく」の前編が更新されました。今回は笹井宏之さんの歌集『えーえんとくちから』(ちくま文庫)をそれぞれの視点で読み解いていきます。
https://daiwa-log.com/magazine/naoko-higashi/futarino05/
・『とりつくしま』が、台湾で上映されます。「トリケラトプス」の夫婦、映画の中では台湾に行く予定でした。原作も台湾で『致我所愛之人。』というタイトルで翻訳されています!縁を感じます。楽しい時間になりますように‼️
詳細↓
〇桃園電影節(Taoyuan Film Festival)にて
#とりつくしま 上映決定🇹🇼
台湾で開催される映画祭、桃園電影節にて8月23日と29日上映です。
台湾版タイトルは『致我所愛之人』
台湾初上映。多くの方に届きますように。
詳しくは下記へ
https://tyff.taoyuancf.org.tw/film/pe7
さらに近日お知らせございます。
・「中国新聞」の「言丿葉丿箱」の7月分は、先日伺った福井県の越前町の越前焼のことなど書きました。ウエブでは、写真を2枚追加で読むことができます。https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/683718
・9月20日 阿佐谷の「マセキ短歌会」にゲストとして参加することになりました。7月一観客として参加したのですが、芸人さんたちの作品がすごくよくて、すばらしい歌会だったのです。短歌のことを全く知らなくても、短歌に深く関わっていても、楽しめる会になると思いますので、ぜひご参加下さい。8月6日22時チケット発売開始だそうです。席数限られているので急いで。こちらから→https://tiget.net/events/420253
◆7月
・だいわlogで連載中の小説「ふたりの読書会」の第4回「夕闇にすいか」の後編がUPされました。江國香織さんの短編集『すいか』を語りあっています。
・アンソロジー『65人のこどものはなし』(光村図書)の中の「こども大人辞典」に参加しています。こどもとは何か、あらためて新鮮に考えさせられる一冊です。
・「きょうの健康」8月号に「オウムガイの散歩」5が掲載されています。今回は広島県の太田川の河口で見たくらげのことなどを書きました。絵は、アマクサクラゲなどです。
※2023年以前の情報は、東直子「活動メモ」欄に掲載しています。
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