パリの情報サイト「WWW.PARISRAMA.COM」でエッフェル塔のWEBカメラ画像が見れます。私はWEBカメラが好きで、良く金閣寺やニューヨークのタイムズスクエアの画像を見ますが、最近はエッフェル塔の画像も気に入って見ています。そこで皆さんにも夜の10時なのに明るいパリの画像をご紹介します(たまたま早朝に目が覚めて、この画像を保存しました)。
そもそもフランスはイギリスと東経と緯度はたいして変らないのに1時間時差があり(1時間進んでいる)、しかも夏時間(冬時間から1時間進んでいる)を採用しているので、朝は日本と同じような時間帯に夜が明け、夜は9時過ぎまで明るいのが大きな特徴です。パリの夏至(6月21日)の日没は21時58分。22時半過ぎまで暗くならないので、夏至の日はフランスの全国で「Fete de la musipue/音楽の祭り」が開催されます(日本を含む世界110ヶ国、340都市でも開催されます)。パリのいたるところの広場でクラシック、ジャズ、ロック、世界の音楽の演奏会が開催され、パリの地下鉄は終夜運転をするそうです(「Fete de la musipue/音楽の祭り」については、take_uu2004さんのブログ
「50歳のフランス滞在記」で詳しく紹介されています)。
パリの緯度は北海道より北の樺太の中央部と同じですが(北緯49度)、緯度が低い南ヨーロッパでも8時半まで明るいので行動時間が長いので旅行に向いていますね(東京はヨーロッパとアフリカの間のジブラルタル海峡とほぼ同じ、札幌が南仏のマルセイユと同じ)。

2007年6月21日夜9時40分(日本時間:22日朝4時40分)のパリ。まだ十分明るいです。同じフランスでも南仏はこの時間はもうかなり暗いです。この時間、エッフェル塔のすぐ近くにあるシャイヨー宮では「Fete de la musipue/音楽の祭り」の行事の1つとして仮設テントが設営されてロック中心のコンサートが開催されていました。

夜10時(まだこんなに明るいです。5〜7月は10時まで日の光が残ります。毎晩10、11、12時から約10分間エッフェル塔全体に設置されたライトが点滅して宝石の様に輝きます。12月の冬至の頃は17時からなので、冬に比べると5時間も遅いです。ちなみに冬至の頃は朝は9時過ぎまで太陽が姿を現しません)




夜10時30分(まだ少し明るいです。真っ暗になったのは10時40分過ぎでした。深夜になるとエッフェル塔全体のオレンジ色の照明が消える事もあり、様々な姿に変化します)。


「旅日記メガサイト」トップページにもどる