田中直樹

自画像

ラパン・アジルにて

20歳代前半に制作した自画像です。モンマルトルの丘にある有名なシャンソニエ“ラパン・アジル”の前でポーズをとる画家自身を描いています。深夜まで小説に出てくるようなパリの雰囲気に浸れる歌酒場でした。実際の作品は周りの風景を広く描き込んでおり、この画像はトリミングしています。
その頃はまだ作品といえるレベルではありませんでしたが、素直さの中に気概を感じるお気に入りの愚作です。この年の後から、取材旅行を重ねていき風景画“憩いの街”シリーズを描いていくことになります。

田中直樹作品集

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