狼にまつわるお話をテーマに描いた作品です。狼というと悪役のイメージがつきものですが、肉食のうえ鋭い目つきな点が、物語の中でそんなイメージを定着させたのかもしれません。でもよく見ると大変美しい生き物です。 本当は、狼だってそれなりに苦労しているんだというイメージに基づいて描きました。私には珍しく、ちょっとユーモラスな作品でもあります。