今回のシリーズ作は、この福猫を描きたいがための企画です。我が家にこの白黒の姿をした猫が現れると、たいてい何か良いことが起こります。それゆえ自分としては、特別な猫として描きました。散歩途中に出会う同じような姿の猫に、願いことをしたことが何度もあります。でも効果はありませんでした。家にブラリとやって来る事がまさに、福猫と呼ぶ由縁です。初代と2代目は既に亡くなり、今は3代目がやって来ます。年齢が違うことを除けば、お三方はちょっと太めで区別がつかないくらい同じ容姿なのが、不思議でなりません。今では私の描く風景画“憩いの街”シリーズに、必ずこの“福猫”を何処かに描き入れることにしています。絵の中にあるアルファベッドを組み合わせた文字は、シリーズ共通の刻印です。サインはご注文受注後、絵柄右下に描き入れております。
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