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1999年5月のお薦め

1999年05月01日 土曜日

1999年05月01日 土曜日

オンリー・ミー 私だけを 三谷幸喜著 1997/04/25(幻冬舎文庫)\571 人気脚本家であり、バラエティー番組などに出演しているとその言動や風貌から「私を喜ばせてくれる」三谷幸喜氏のエッセイ。ちょうど執筆時に「振り返れば奴がいる」(フジテレビで再放送&ビデオ化決定!)の脚本を書いていたので、ホテルにカンヅメになったときの裏話も載っている。とにかく発想の豊かな(奇妙な?)人である。暇つぶしに最適の1冊だが、「やっぱり猫が好き」の笑いがツボにはまらない人は止めた方がよいかも知れない。
螢川 宮本輝著 1980/02/29(角川文庫)\260  芥川賞受賞作品。13年前に「星々の悲しみ」に出会い、「青が散る」と読んで宮本輝作品を現在まで読むに至った決定打を放ったのが「螢川」である。富山の街や蛍の住む清流の光景が浮かぶような文章で映画化もされた。映画の方はエンディングで最大の見せ場でもある空を染めるような蛍の光景が「お粗末」な感じになっていてちょっとがっかりだったが、現在のCG技術を屈指してスターウォーズのように「特別編」として練り直して欲しいが無理だろうなぁ。最近見つけた「青が散るファンクラブ通信」(リンクを参照)の影響で自分の中では、宮本輝ブームが再燃している。
風の又三郎 宮沢賢治著 1961/07/25(新潮文庫)\280 言わずと知れた「風の又三郎」。小さい頃は何気なく読んでいたが、たまに読み返してみるとその時々(10代、20代、30代手前?)によって、奥の深さを感じる作品。そもそも、大正から昭和の初期に、これだけの作品を書いていたと言うことが驚きと、想像力の豊かさには脱帽である。10年ほど前に映画「風の又三郎 ガラスのマント」を見てからドップリ浸かりはじめ、3年前に花巻で開催された「賢治100年祭」を見に行くほどの賢治フリークとなってしまった。現在この文庫は絶版となり収録作品を編み直した「新編 風の又三郎」となっている。(両方そろえている私は何者?^^;)
女子アナにも程がある 山王丸和恵・魚住りえ著 1999/05/06(日本テレビ放送網)\1,000 以前このページに書いた「女子アナ日記」(角田久美子・山王丸和恵)の実質の続編である。日本テレビ系列で放送されている「ジパング朝6」のホームページに連載されている女子アナの反省日記を加筆出版した作品。欄外のフロアディレクターや天気担当アナウンサーのコメントが笑えます。

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