これは、城ではなくて、タワーハウス。まさに塔の家。かつてここはイングランドとスコットランドの国境地帯だった。イングランド軍が攻め込んできては、略奪にあっていたそうな。略奪を免れるために人や家畜すべてをこの塔の中に収容して立て籠もり、イングランド軍が通り過ぎるのをやり過ごしたのだそうだ。

かなり古い寺院の跡。

スコットランドの首都、エジンバラ城の夜景。赤のライトでライトアップされているが、時間とともに緑やら黄色に色が変わっていく。

エジンバラ城からの風景。左上の丘は、上の夜景を撮影した場所。

エジンバラ城の衛兵。本物のスコットランド陸軍兵士であるが、観光客へのサービスは忘れない。若い美しい女性がそばに来て写真を撮ろうとすると、直立不動の姿勢のままで左手を肩に伸ばし、おばちゃんが来ると、じりじりと遠ざかる。

上はエジンバラ城まで続く道。ロイヤルマイルと呼ばれている。この時期はフェスティバルが開催されており、至る所で大道芸人たちがその腕を競っていた。バグパイプの兄ちゃんもその一人。

スコットランドの英雄、ブレイブハートの主人公だった、ウイリアム・ウォレスの活躍を称え作られた塔。左下の住宅地周辺でイングランド軍と戦い、大勝利を収めた。

いちいち城の名前を調べるのも面倒なぐらい、たくさんの城が今も残っている。１４世紀以前のものも結構残っているようだ。

海岸沿いの村は、昔よくバイキングに襲われたらしい。上と右の砦は、海を見晴らす場所に建っていた。バイキングの船をいち早く発見するためのものだった。砦の一部しか残っていないが、家を建てるために近くの住民が石を持ち去ってしまったのだそうな。