妊娠糖尿病検査に関するお知らせ

妊娠中には糖分を分解する力が弱くなって、いわゆる糖尿病と同じ状態になることがあります。
これは、赤ちゃんが平均以上に大きくなったり、先天奇形の原因にもなります。
また、妊娠高血圧の原因とも考えられており、妊娠中の糖分の管理は重要です。
これまでも、妊娠中に血糖検査を行ってきましたが、より正確に診断するために検査時期と内容を変更させていただきますのでご協力よろしくお願い申し上げます。

 

  1. 初期検査(妊娠10週頃):これまでの検査に加えて【糖尿検査(血糖・HbA1c)】を行います。随時血糖とは絶食せずに検査する血糖のことです(検査前の食事制限はございません)。

  2. 中期検査(妊娠28週頃):【経口ブドウ糖負荷試験検査】が追加になります。50gトレーランG(ブドウ糖の入ったジュース)を来院時にお飲み頂き、飲用後1時間に血糖採血を行います。

  3. 検査費用は1,2共に自費で2000円が必要ですが、初期検査で血糖値が高かった方や、ハイリスク妊娠の方等は保険適用となる場合がございます。

以上、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

医療法人 慈久会 たかせ産婦人科
高瀬規久也